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コミュ力を上げるには「感動した」体験が必要

いまの仕事楽しい?……ビジネスだけで成功しても不満が残る。自己啓発を延々と学ぶだけでは現実が変わらない。自分も満足して他人にも喜ばれる仕事をつくる「魂が燃えるメモ」とは何か? そのヒントをつづる連載第138回 悩み 10年ほど前に「KY(空気が読めない)」という言葉が流行った。その場の雰囲気や状況を察することができずに、場違いな発言や行動をすることを揶揄した言葉だ。  人はそれぞれ気配を発散している。快活な人もいれば、厳格な人もいれば、理知的な人もいる。そして、そうしたお互いの気配が混ざり合って、その場の空気というものができる。行動や発言といったコミュニケーションはこの空気から生まれるものだ。  陽気な人同士が集まれば、その場に軽快な空気が流れて話しやすくなる。反対に陰気な人同士が集まれば、重苦しい空気が流れて話しにくくなる。  とはいえ、いつも陽気な人とばかり集まれる訳ではない。私は人生相談を仕事にしているが、相手は悩んでいるからこそ依頼をしてくるので、当然あまり陽気な状態ではない。どちらかというと陰気な状態で、口も重くなっており、自分の本音が言えなくなっている。  そんな相談者の重い口を開かせるのは、相談役となる自分の気配だ。そして、その気配は自分の心が作り出している。「心」と「気配」の関係は、「炎」と「炎が放つ熱」の関係と似ている。  心が温かければ暖かいほど、その人が発散する気配も、春の陽気のように暖かく軽やかなものになる。反対に心が冷たければ冷たいほど、その人が発散する気配も、氷のように冷たく重苦しいものになる。
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どうすれば人の心は温かくなる?
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