世界の風俗情報を発信して人気のJOJO、会社員時代は月200時間超の残業…
インターネットやSNSが発達し、働き方が多様化している昨今。ブロガーはもちろん、“プロ奢ラレヤー”や“プロ無職”、“レンタルなんもしない人”など、これまでになかった職業が注目されるようになった。そんななか、“海外エロブロガー”やYouTuberとして活動し、生計を立てているJOJOさん。
昨年4月に始めたYouTubeの登録者数は18万人を数える。内容は海外風俗に潜入して解説するというもの。そんなJOJOさんだが、実は6年前までは普通のサラリーマン生活を送っていたのである。彼はなぜ、会社員を辞めて現在のような仕事を選んだのだろうか。今回は詳しい話を聞いてみた。
「みんな信じてくれるかわからないですけど、けっこう堅い職場で。毎日、真面目に働いていました」(JOJOさん、以下同)
大学を卒業後、JOJOさんは某有名企業に就職。理系の専門職だったという。しかし、ある時期から急に仕事が忙しくなる。酷い時には残業が月200時間を超えた。
「この時はヤバかったですね。いつも終電どころか深夜にタクシーで帰宅していたし、土日祝日関係なく出勤していました。とにかく仕事量が半端なく、全く終わりが見えませんでした」
とはいえ、救いだったのは残業代がしっかり払われたことだ。使う暇はないものの、給料と同じくらいの金額がついたという。
次第に、JOJOさんのストレスは膨らんでいった。それは心身を蝕み、最初は過食症を発症した。
「とにかく許容範囲を超えるほど食べて、吐いていました。今でも覚えているのはステーキ屋で大きな肉と大量のライスを食べた後、急に気持ち悪くなってトイレに駆け込んだことです。もはや満腹感が無くなっていました」
その後も激務は続き、メンタルが削られていく。飲酒量も増えた。
「当時はまともな休みがほとんどなく、“時間がある時に酒を飲まないと損”とばかりに急ピッチで煽っていました。アル中みたいでしたね」
この時点で危ないと思うが、医者や家族に相談することをしなかった。しかし、ついに自分でも危険信号を感じ取ったという。
「ある日を境に毎晩寝汗が酷くなり、会社に行きたくなくなってしまって。この時に『俺、ヤバいかも』と思いました。ただ、自分も若かったし、だましだましで生活を続けていました」
ストレスまみれの会社員生活、残業は月200時間超
旅行作家、旅行ジャーナリスト。著書の『ブラックロード』シリーズは10冊を数える。近著に『ウクライナに行ってきました ロシア周辺国をめぐる旅』(彩図社)がある。人生哲学「楽しくなければ人生じゃない」
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