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夏の定番「怖い話」。怪談界で注目の話し手は「常に不幸と呪いを求めています!」

 全国各地で梅雨明けとなり、いよいよ夏が本格化。厳しい暑さを忘れられる“怪談”が、うってつけの季節を迎える。コロナ禍でイベントが続々と中止となる中、人気上昇中なのが怪談の“オンラインイベント”。部屋で独りきり、怪談を聴く……という状況に中毒者が増殖中。  そんな怪談イベントの中でも、注目を集める話し手が「稲川淳二の怪談グランプリ」優勝経験を持つ田中俊行さん(41)だ。「オカルトコレクター」を自称し、怪談話や心霊写真、呪われたビデオ等を収集していると言うが、本人は呪われたりしないのだろうか。インタビューを試みた。

細身で少し不健康そうに見える田中さんだが、すこぶる体調は良いとのこと

「実は今年本厄だし、初詣のおみくじは『凶』でした。オカルトコレクターとしては“大吉状態”なのに……私生活はなぜか、絶好調なんですよね(笑)。周りの友人は入院したり離婚したりと不幸の連鎖が続いていますが、本厄の僕自身はすこぶる体調が良い。2年間ほど連れ添った彼女が原因じゃないかと思うんですよ。  彼女は僕が悪いことをすると鉄拳制裁でボコボコにしばくんです。いやシバイてくれるのです。僕も悪い事をしてるので仕方がないんですが、シバきは本当にすごく顔面などを拳でド突いて来る。鼻が折れたと思った事もありました。最初は抵抗してたんですが、その内やめました。  実は僕昔から「欽ちゃん理論」を信じています。萩本欽一さんは運を貯めるため、ワザとしんどい事をするそうです。途中からそれを考えるようになり、時には彼女がわざと怒るような真似をしてシバかれ、運を貯めるようにしていたのかもしれません。その運が今巡ってきているような気がします。彼女にはいろんな成長をさせてもらい、今では感謝しかありません」

心霊写真撮影成功に「ヨッシ!」とガッツポーズ

おみくじ「凶」が出て満面の笑み。これぞ怪談師

 毎日、自身に降りかかる不幸や呪いを望んで生活しているという田中さん。心霊スポットとしても知られる島根県の石見銀山へ訪れた時に記念写真を撮ったところ、田中さんの背後で誰だか分からない2本指が映り込んでいた。周囲が気味悪がる中、田中さんは「ヨッシ!」と叫んでガッツポーズ。「これで何ヶ月かいける(好調が続く)」と心の中で思ったそうだ。 「でも、心霊体験後には、幸運が訪れることが多々あるんです。空から突然インドルピーが振ってきたり、朝起きて目を覚ますと全く記憶にないほどの量の小銭が部屋にちらばっていました。僕のお金じゃないんですよ。親戚が聞き付け拝みに来た後、宝くじが当選したと吉報を受けたこともあります。  摩訶不思議な体験の連続で、友人からよく言われるのが、僕の十八番『あべこべ』(夜釣りが好きな知人が遭遇した逆さ事(葬儀などで行われる普段とは異なる作法)体験を元に、死者の世界へとあわや引き込まれそうになった怪談話)をやり過ぎて、他の人と運気やバイオリズムが真逆になったのでは?と。あんまり幸運は望んでないんですけどね……」。
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幼い頃から怪談、そして不幸を求めていた
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