山口百恵がカバーアルバムを出すか葛藤していた息子・三浦祐太朗にかけた言葉
―[クリスのお宝箱]―
瀬尾一三編Part2
アナログ盤、CD、DVDなど約2万枚以上。さらに雑誌やポスター、グッズ、珍品なども所有し(現在も収集中)、アーティストからも認められるほどの大の音楽ファンのクリス松村が、MCを務める『ミュージック・モア』で秘蔵のコレクションからとっておきの1枚を披露!
今回も、最初は代官山蔦屋書店で開かれた音楽プロデューサー・瀬尾一三さんとのトークショーをお届けします。
瀬尾一三さんは、中島みゆきさんをはじめ、吉田拓郎さん、CHAGE and ASKAさん、徳永英明さんなど、数々のアーティストのプロデュースや編曲を手がけられてきました。
一緒にお仕事されたアーティストは、個性あふれるスターばかり! ぶつかり合うこともきっとあったはず……。
「そうですね、歌手というのは、自分で曲を書く方と、詞や曲を書いてもらう方がいますが、歌への思いが強く、プロデューサーという仕事は、飴と鞭を使い分ける猛獣使いです(笑)」
また、フォークソングからアイドルまで、あらゆるジャンルの編曲をされている瀬尾さんですが、アレンジはどのようにされているのかを伺うと……。
「僕の頭の中で歌をイメージして、映像をつくります。その映像にあわせて、アレンジしていくんです。だからジャンルはこだわらず、アレンジができるんだと思います」
手がけた作品を見たら、天才としか思えない瀬尾さんですが、30代の頃に、行き詰まり、悩んだこともあったそうです。
「デジタルが導入された1985年ごろだったかな、アレンジャーとしての生き方を模索し、迷走したことがありましたね。それでもファンのみなさんは、あたたかく応援してくれました。次の時代になっても、ついてきてくださいね」
会場から拍手が送られ、瀬尾一三さんの素敵なトークショーが終了しました。
カバーアルバムを出す三浦祐太朗に山口百恵が息子にかけた言葉とは…
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