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「密接を避けて手を繋いで遊ぶ方法」SNSで話題の漫画、作者の意図は?

 Twitterに投稿された漫画『密接を避けて手を繋いで遊ぶ方法』が、4月上旬に大きな評判を呼んだ。新型コロナウイルスの感染拡大が危ぶまれるなかで、安全に触れ合おうとする気持ちを描いたこの漫画は、6.4万リツイート、22万いいね以上を記録している。  今回は漫画の作者である漫画家のえむしとえむふじんさん(@mshimfujin)に作品の誕生秘話を伺った。 ※本作がTwitterに投稿されたのは4月7日です。公園の利用は政府や各自治体の要請・指示に従ってください。現在、厚生労働省の資料「人との接触を8割減らす、10のポイント」によれば、「公園はすいた時間、場所を選ぶ」と記されています。

困難な状況でも“楽しく遊ぶ”を見出した子どもたち

 三児の母として忙しく過ごす傍ら、ライブドアブログの公式ブロガーとして日々の様子を綴った漫画を執筆し、SNSでの発表や書籍化もされているえむしとえむふじんさん(以下、えむふじんさん)。今回の漫画は、小学校6年生の娘さんと、その友だちが思いついたアイデアを漫画化したものだそうだ。 「子どもから聞いた時に『なんかいいな』と印象に残ったんです。密接を避けて遊ぶって、本当に難しかったと思うんですが、そんななかでも楽しく遊んできたことが、親として嬉しくて。普段描くのは笑いを意識した漫画なので、今回のようなほっこりとした作品は特別なものになりましたね」(えむふじんさん、以下同) 漫画 漫画 漫画 漫画

何気ない家族の日常を切り取る視点が物語を生み出す

 今回の作品で描かれた出来事も、意識していなければ流れてしまう日常の一コマかもしれない。しかし、えむふじんさんはそうした一瞬を見逃さないようにしているという。 「普段から家族や私自身、そして身の回りの出来事に注視しています。ちょっとした出来事でも、切り取り方や見方によって楽しく、笑えるものにいくらでも変わりうるんです」  確かに作中の出来事も、一見すると子どもたちのほのぼのとした日常だが、漫画にすることで、感染症による日常の変化に馴染もうとする物語として際立つものがある。
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子どもたちから貰った“やすらぎ”が広まった
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