更新日:2020年08月10日 20:21
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「二郎インスパイア×煮干し」超人気ジャンルによる奇跡の共演のお味は…/nibo(川越)

 こんにちは。ほぼ毎日ラーメンを食べる会社員、麺すすり子です。  この世には、実にさまざまな「二郎インスパイア系」と呼ばれるラーメンが存在します。二郎インスパイア系ラーメンとは、その名の通り、「ラーメン二郎」にインスパイアされて作られたラーメンのこと。その中でも今回、すすり子がご紹介したいのは、「煮干し」を使った二郎インスパイア系ラーメンです。

購入前から高まる要素満載の特別感

 そもそも二郎系といえば、圧倒的アニマル感に溢れているもの。それを根底から覆す「煮干し」系。二郎インスパイア系のバリエーションはここまできたのですね。「二郎インスパイア×煮干し」という熱烈ラブなファンをもつヤツらの組み合わせ。すすり子の体温が上がります。  こちらがその「G系ニボそば」(780円)。埼玉県川越市にある『nibo』で提供されています。  
「G系ニボそば」

「G系ニボそば」(780円)

 このメニュー、食券機には表記がありません。同じく780円の「濃厚ニボまぜそば」の食券を購入し、「G系お願いします」のコールをします。なんだか裏メニュー感。しかもこれが食べられるのは夜限定。この特別感に興奮しちゃうの、わたしだけじゃないはず。  見てください。スープに背脂がしっかり。一口いただくと、ニボ……と思いきや、まずアニマル!!! んん! そして、器の下にずっしり沈んだカエシを引き上げまた一口。んんん! 細胞がよろこんでいる。アニマルのうまみと背脂の甘みの背徳感…。たまらん…。
nibo

存在感溢れる背脂

「ニボはどこ?」となりますが、実は奥にニボペーストがたっぷり隠れているんです。この黒さがたまらない…。食べていくうちに少しずつ混ざり合い、アニマルニボスープへと変化し、どんどんニボみが増してきます。うんんんんんまっ…! ニボのビター感と背脂の甘味。パンチもあるのにオトナな味にクラクラする。これはほんとズルい……。
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「二郎要素」と「ニボ要素」が見事に共存
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ほぼ毎日ラーメンを食べる会社員。豚骨ベースの鹿児島ラーメンで育ち、18歳で上京してラーメンの幅広さと奥深さに取り憑かれる

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