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オンライン会議の“3種の神器”とは? テレワークの達人が伝授

オンライン会議

写真はイメージです

 ジメジメと雨の多い、太陽をみない7月でした。そして、未曾有の大雨が各地に。今年も昨年もそのまえも。  自然も経済も社会も、covid-19に関わらず、ありとあらゆるものが実はガラッと変わってきているんじゃないか説。身の回りでも、家しごと中なのに「ちょっとコレ買ってきて」「片付け終わってないじゃないの~」なんて急に家族に急かされたり…長くつづく在宅ワークを通じて、世の中いろんなことが逆張りしてきているなあなんて思う今日この頃です。

オンライン会議は救世主になる

 東京人が避けられるという新しい雰囲気、正直はじめてです。  東京から~というと、怪訝な顔をされたり、ちょっと遠巻きにされたり、場合によっては誹謗中傷を浴びたり…でも誰も悪くない。だって、感染してないって断言不可だし、見えない不安は避けたくなる、遠ざけたくなるもの。  だって人間だもの。その前に動物だもの。危険回避行動もさまざま、新しい生活様式って今のところ自己判断って感じだから難しいわけです。  そんななかの救世主。  会ってないのに会ってるみたい。話せる、笑える、しかも飲める。そう、マスクなしで!  オンラインという新しい生活様式は、今までなかなか会えない人、そこまでして会おうと思わなかった人とでも、かなり手軽に気軽につながり、出会い、別れることができる。  電話の延長感漂うチャットではじまった想像力豊かなつながり方は、10数年の時を超えはっきりくっきり見える現実感の効率的つながり方ワールドへ。軽い早いタダの時代には、なんとピッタリのギアなんでしょう。  さあ、ますます置いてかれそうなおじさんたちに救世主。どこにも行けない、行きにくい令和2年夏休み。童心に返って、夏休みの宿題よろしくこの間にプチレッスン。ともかく触れてみよう・開いてみよう・使ってみよう・のオンライン3密講座、オリンピックの代わりにやってきた「どこでもドア」オンライン会議アプリを起動してみましょう。これさえ押さえておけば、十分慣れてるっぽい感じを演出できるおじさんらしい3つの大切なポイントを伝授したいとおもいます。
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博報堂ブランド・イノベーションデザイン副代表、スマートx都市デザイン研究所所長。メーカー・シンクタンク・外資系エージェンシーなどを経て、博報堂入社。事業戦略/新商品開発/コミュニケーション戦略等のマーケティング・コンサルティング・クリエイティブ業務やプラットフォーム型ビジネス開発に携わり、都市やまちのブランディング・イノベーションに関しても研究/実践を行っている。

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