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大晦日のオールナイトパチンコ。軍資金20万円で挑んだ男の結果は…

一時はボーナス大連チャンで負けを挽回するが……

「大晦日はオールナイト営業で黙っていても客が来るからあまり出してないって情報は知っていましたが、まさにその通りでした(苦笑)。一応、このときは軍資金のリミッターを解除しようと財布に20万円を入れていましたが、万札が飛ぶように消えていくのでさすがに焦りました」  ただし、まだ年も明けてないのにまだ撤退するわけにいかないと思ったそうで、気分転換を兼ねて同じ四日市市内にある別のホールに移動。そこも設置台数1000台以上の大型ホールで、すると勝負再開早々大当たりを引いたとか。 「ここでもミリオンゴッドを打っていたんですが、最低5回の大当たりが保証されているプレミアボーナスをゲットしたんです。しかも、これがなんとトータルで大当たり14回の大連チャン。それでも逆転とはいきませんでしたが、その後換金して負けを1万円にまで減らすことができました」  すでに新年を迎えており、最高の年明けになったがさらに欲が出てしまい、食事休憩を挟んで3軒目のホールに移動。だが、調子が良かったのはここまで。元日早々に今度は大ハマりに次ぐ大ハマりを食らってしまったのだ。

記録的な大負けを喫したことで目が覚めた?

「1月1日のお昼ごろには挽回した分をすっかり使い切ってしまい、再度の巻き返しに期待したのですが現実は甘くありませんでした……。その日の夕方で打つのを止めたのですが、収支はマイナス14万7000円。自分にとって歴代ワースト1位となる最悪の結果でした」 金欠 負けることは覚悟していたそうだが、これほどの大負けになるとは想定の範囲を超えていたようだ。1月中旬には金欠となってしまい、銀行ローンに頼らざるを得ない状況になってしまう。 「夜中も営業しているし、年に一度だからと思ってヤメ時を見失ったのが敗因ですね。ただ、このときの大負けで目が覚め、今ではたまに少し打つ程度。レートの安いコーナーで遊び、5000円使っても出なかったら大人しく引き上げるようにしています」  彼にとって年末年始のパチスロ大勝負は、ギャンブルの怖さを身をもって知るまたとない機会となったようだ。<TEXT/トシタカマサ>
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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