仕事

年収250万円のヒラ社員、副業に活路。営業ルート中に副収入を生むテクとは

年収250万円・貯金ゼロのヒラ社員が見いだした活路

ヒラ社員

森本さんは土日を利用してスクールに通い、最低限必要な民間資格「介護職員初任者研修」を取得。その後、すぐに職が見つかった

 貯金ゼロの弱小ヒラ社員でも、人材不足の介護業界に参入することで活路を見いだした人もいる。  関東の地方都市で営業職として働く、森本隆さん(仮名・49歳)は、4年前にホームヘルパーの資格を取得し、現在は訪問介護員として副業に精を出す。本業の年収は250万円、副業では月8万円前後の稼ぎだ。 「介護施設で働く介護士は、基本的に拘束時間が長いので、会社員とのかけ持ちは難しい。でも、訪問介護ならお年寄りの自宅に数時間お邪魔する形態が多いので、要領よく働けます。僕の場合、食事補助などを行って、2時間3600円の収入ですね」

会社にバレたら…

 森本さんの普段の仕事は、車を使った個人宅への訪問営業。本業で顧客の家を訪ねつつ、その合間に副業の訪問介護も行っている。 「就業中に副業しているのが会社にバレるとまずい。でも、クビになったらなったで介護士を本業にするので、まあいいかと開き直っています」  需要の多い介護副業は、森本さんのセーフティネットにもなっているようだ。
猪尾愛隆氏

猪尾愛隆氏

JOINS代表取締役・猪尾愛隆氏】 慶應義塾大学大学院修士課程修了後、博報堂入社。’05年クラウドファンディングのスタートアップに入社。’17年JOINS創業 <取材・文/週刊SPA!編集部>
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