エンタメ

生き物系YouTuberのトップ「ちゃんねる鰐」の知られざる私生活

どこにでもいる生き物好きな少年だった

――ついに鳥まで(笑)。生き物に熱中するようになったのはいつ頃からでしょうか。 鰐:うーん……、物心がついたときからずっと好きだったんですけど、大きなきっかけというのはなかったかなぁ。ある意味、「どこにでもいる生き物好きな少年」というか。それでも、小学校のときは生き物係に必ず立候補してましたし、中学校では学校の水槽で鮭を卵から孵化させたりしてましたけど。 ――学生の頃は魚が中心だった? 鰐:爬虫類も好きだったんですけど、魚のほうが飼いやすいと思っていたので。ただ、高校と大学は水産系でしたね。 ――今、飼育の中心としている爬虫類はいつから飼い始めたんですか? 鰐:社会人になってからです。やっぱり飼育が難しいイメージがあって。そんなときに偶然、会社の同僚に爬虫類を飼ってる人がいて。彼に教えてもらって飼い始めたら全然難しくなかったんです。

彼らの姿を拝むのが嬉しい。僕はあくまで「世話係」でいい

――そこから一気に取りつかれて、数を増やしていった? 鰐:はい。子供の頃から『ゴジラ』や『ガメラ』とかの怪獣映画が好きなんですけど、爬虫類ってまさにそれなんですよ。グリーンイグアナの背びれとかたまらない(笑)。  しかも爬虫類はそういうかっこよさもありながら、よく見るとかわいい。ボールパイソンっていうヘビなんかはつぶらな瞳で口もかわいらしい。単純かもしれないけど、かっこよさとかわいらしさの共存が爬虫類の魅力なんですよね。 ――とはいえ、爬虫類は懐かないイメージがあります。 鰐:愛玩用動物として飼っているわけではないので、個人的には懐かなくてもいいと思っています。爬虫類好きには同じ考えの人が多いと思うんですけど、彼らの姿をいつでも拝める状況にあるのが嬉しいんです。僕はあくまで「世話係」でいいんです(笑)。 ※3/9発売の週刊SPA!のインタビュー連載『エッジな人々』から一部抜粋したものです 【Channel Wani】 ’91年生まれ。生き物系YouTuberの中で登録者数は日本一。トカゲや鰐などの爬虫類をはじめピラニア、カエル、カマキリなど多くの生物を飼育している。さまざまな生き物の豪快な食事シーンが見どころ 取材・文/南ハトバ 撮影/村木寛子
1
2
週刊SPA!3/16号(3/9発売)

表紙の人/ 奈緒

電子雑誌版も発売中!
詳細・購入はこちらから
※バックナンバーもいつでも買って、すぐ読める!
おすすめ記事
ハッシュタグ