カーライフ

156万円値下げのスマホ的EV「中国製テスラ・モデル3」で600km充電旅

充電速度は…

 充電速度は圧倒的……まではいかない。最高120kwのはずだが、車内のモニターによると、実際は60kw~80kwあたりだった(バッテリー保護のため)。しかしチャデモと違って時間制限がないので満充電できる。コメダで休んでる間に充電完了! これを一度味わったら、1回30分制限のケチくさい充電なんか二度とできなくなる。
オートクラブ

コメダ珈琲で休息しながらチャージ

 その後、新東名を時速120㎞で巡航して浜松で充電。トンボ帰りで川口で充電。1日に約600㎞走り、テスラ充電巡りの旅を満喫した。  とにかくテスラは黒船だ。いやB29だ。この圧倒的な物量感! さすが株式時価総額がトヨタの4倍! いまだ竹ヤリで戦闘中の島国のEVは木っ端微塵であることを肌で感じ、震えがきたのでした。

【結論!】

 テスラに対抗できるとしたら、トヨタしかいない。トヨタには、いち早く全固体電池を実用化し、バッテリー革命を起こしてテスラを追撃してほしい! さすれば太平洋戦争の「イフ戦記」が実現するかもしれん。
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充電レポート
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1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中

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