カーライフ

トヨタは大谷翔平にならなきゃダメだ!自動車業界EV化で出た結論

テスラ・モデル3を買った猪瀬さんと、自動車業界のEV化について激論しました!

オートクラブ

TESLA VS TOYOTA

 以前、猪瀬さんにお会いした際は、BMW7シリーズやメルセデス・ベンツSLKとかに乗られていたんですが、いつの間にかテスラオーナーに! EV(電気自動車)化の波は我々カーマニアを素通りして猪瀬さんにまで到達していました! そんなテスラオーナー・猪瀬さんと、自動車業界のEV化について真っ向対決。トヨタの戦略については意見が真っ二つに割れました。 【画像をすべて見る】⇒画像をタップすると次の画像が見られます 永福ランプ(清水草一)=文 Text by Shimizu Souichi

猪瀬直樹vs清水草一

清水:猪瀬さん、テスラ・モデル3をお買いになったんですね。いかがですか? 猪瀬:2月に大幅値下げが発表されただろう。それで試乗を申し込んで、車庫に入ることを確認し、すぐネットで注文した。スタンダードレンジプラスしか在庫がなかったが、車両価格429万円にオプション装備が56万円、普通充電の設置に約20万円。補助金が合計105万円。差し引き約400万円だから、支払いは国産車並みだな。 清水:テスラ・モデル3は、アメリカ製から上海製への切り替えで、いきなり最大156万円も値下げしたのには度肝を抜かれました。既存の自動車メーカーには絶対できない荒業です。でもそのテスラが、日本ではサッパリ売れてない。 猪瀬:いや売れていないのではなく、注文に供給が追い付いていないだけ。納車半年待ちだったりしたから。
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ユーザーも意識が低すぎ
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1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中

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