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辛口ジャッジ! 仮想通貨『値上がり』ランキングTOP18。100倍の値上がりも期待できるか

注目の3位

 また、実用性という点では3位のベーシックアテンショントークン(BAT)も注目だ。 「独自のインターネットブラウザ『Brave』を使うことでBATがもらえます。Braveは使いやすいし、余分な広告を削除してくれるのでYouTubeの閲覧にオススメ」(ポイン氏) 「時価総額がそこまで高くないので、今後の伸び率という意味では、BATが最も期待できると思っています」(大佐氏)  次いで高評価を集めたのは4位のエンジン(ENJ)だ。「旬のテーマであるNFT(非代替性トークン)の関連銘柄だけに、時流に乗っています」(大佐氏)と、期待の声が寄せられた。

意外な爆発力を秘めているイーサリアムクラシック

 ここからは上位に入った注目アルトコインをポイントとともに見ていく。まず5位に入ったのが国産アルトのモナコイン(MONA)。 「言わずとしれた2ちゃんねる発祥の仮想通貨。日本で熱狂的なファンが多く、周辺サービスの開発も活発。世界に広がれば急騰する可能性も」(大佐氏) 「BTCが金だとすればライトコイン(LTC)は銀のような存在です。昔からある“アンティークコイン”のような扱いで、海外で根強い人気があります」(ひろぴー氏) 「イーサリアムクラシック(ETC)は面白い傾向があるんです。ETHから分かれたアルトコインなだけにほぼ同じ値動きをするのですが、ETCのほうが動きだしがやや遅い。『ETHの上昇に乗り遅れた』と思ったらETCを買えばいいというわけです」(大佐氏) 「中国系取引所が発行するフォビトークン(HT)は日本で買えるほぼ唯一の取引所トークン。HTの保有量に応じて手数料が割引されるメリットがあるため、実需に期待できる」(ポイン氏) 「リスク(LSK)はプログラマーが集うSNSで常に活動量トップ10に入るほど開発陣が活発なんです。資金も豊富なので開発の進展次第で今後、大化けする可能性もあると思います」(ひろぴー氏)  では、ランキング下位で期待薄なのはどんなアルトコインか? 「期待度の目安となるのが、今年の高値が’17~’18年の高値を超えられたかどうか。なんでも買われるバブルなのに高値を更新できない銘柄は厳しいでしょう。それだけ投資家から期待されていないと見ることもできます」(ポイン氏)  この見立てによればビットコインキャッシュ(BCH)やネム(XEM)、日本で人気のリップル(XRP)などは今後も厳しくなる。 「XRPは米当局からの訴訟問題が解決しないと方向性が読みにくく安心して買えない」(大佐氏)  3賢者の意見を参考にしつつ、推しコインを探してほしい。
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アルトコインランキング
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