更新日:2022年09月02日 12:32
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回収率だけじゃない!競馬予想家として成功する秘訣を解説

顔を売りたいなら顔出しは必須

 そしてもう1点、顔出しはOKか。これは、かなりの決定打になり得ます。  前回、競馬関連の編集者やプロデューサーの口癖が「誰かいい人はいませんか?」だと書きましたが、それに続くのが「その方は、顔を出せますか?」なのです。  かつて、予想家といえば顔出しが普通で、本名で活動されている方も少なくありませんでした。しかし、SNSの隆盛に伴い、顔を出さない、匿名で活動する予想家が増えています。予想家の側に立てば、顔を出したくない、名前を出したくない気持ちは理解できます。お金を取って予想を出す以上、結果が伴わなければ恨みを買うこともあります。心無い言葉を投げかけられることもあるでしょう。ネットの世界は魑魅魍魎。AとBが実は同一人物だった、敵対していると思っていたCとDが裏で繋がっていた、なんてこともあり得ます。  発注元としては、顔出ししている予想家の方に対しては強い覚悟を感じますし、オファーを出しやすいのは事実です。

紙媒体でも動画は作る。だからこそ顔出しは必要

 今や予想家の世界も映像の時代です。テレビはもちろん、大手ネットサイトも動画に力を入れていますし、出版社にしても紙媒体だけ扱っているわけにはいきません。販促動画を作ったり、独自で予想番組を作ったり、本や雑誌を売るために動画を制作しています。  もし、予想家として名を成したいという強い気持ちがあるのなら、顔を出して活動することをオススメします。普段は顔を出せなくとも、「顔を出せますか?」と聞かれた時に、「出せます!」と即答出来るのであれば、それは大きなアドバンテージ。候補者が二択になった場合、メディアは確実に顔出しが出来る人を選ぶはずです。 文/松山崇
馬券攻略誌『競馬王』の元編集長。現在はフリーの編集者・ライターとして「競馬を一生楽しむ」ためのコンテンツ作りに勤しんでいる。
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