ひろゆきが「離乳食は手作りすべきか?」の議論は無意味だと考えるワケ
愛するわが子どもを大切に育てたい――その想いとは裏腹に、育児に疲弊する現代の親たち。子育て&教育論をまとめた著書『僕が親ならこう育てるね』が話題のひろゆき氏は、育児にも「適度な手抜きが必要だ」と説く。その理由とは?
日本人は「自分の苦労を他人にも味わわせたい」派の人が多いのか、「子どもの食事はすべて市販の離乳食」と主張した人に反対意見がたくさん出て、大炎上したことがありました。
この反対意見の中に「市販の離乳食だと子どもへの愛情が足りない」とあったのですが、少々おかしいなと思った次第です。
離乳食を食べる0~1歳の子どもは、食事を「誰に与えてもらっているか」の印象は残っていたとしても、「食事が市販品だった」までは覚えていないと思います。もし0~1歳の記憶があって「離乳食が市販品だった」と言う子どもがいたら、相当の天才児です。
おそらく離乳食が手作りか市販品かの騒ぎにコメントをするような大人よりも、マシになっていると思います。
栄養価のバランスや安全面を危惧する意見もありましたが、市販品は各企業が栄養バランスを考えて作られていますし、衛生的なクリーンルームで調理・密閉・殺菌され賞味期限も明記されています。
一般家庭の台所で手作り離乳食を作って冷凍保存するよりも、雑菌混入の可能性は明らかに低いわけです。
もちろん、手作りを食べさせたい人は食べさせてあげればいいとは思いますが、それは育児でストレスをためない範囲の余裕がある人が、好きにやればいいこと。
育児の事情は人それぞれなのに「離乳食を手作りすべき」と押しつけるのは違いますよね。
離乳食を市販品で済ませてはいけない?
手作りよりも雑菌混入の可能性は明らかに低い
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