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ひろゆきが「無責任な『学校教育いらない』論者」を否定する理由

 政治、経済、教育…さまざまなジャンルで問題提起し、物議を醸す日本屈指のインフルエンサー・ひろゆき氏。初めて子育て&教育論を上梓した『僕が親ならこう育てるね』でも、教育&子育て分野において、さまざまな問題を提起している。今回は「学校教育不要論」について。ひろゆき氏は「安易に『学校教育は要らない』と語る人は無責任」と語る。その理由とは?

「学校に行く必要はない」と煽り続ける著名人の罪

ひろゆき

ひろゆき

――YouTubeやSNSなどで「学校に行かなくても問題ない」との主張する著名人は少なくありませんが、ひろゆきさんはどう考えますか? ひろゆき:そもそも、子どもが「学校に行きたくない」と感じるのは普通です。だからこそ、学校へ通うのは「やりたくないことも、できるようになる」という目的のひとつになります。覚えたくないものを学習する方法や、その習慣を身につけることを学ぶのが学校の意義でもあるので、行かなくても大丈夫ってものでもないと、僕は考えます。 「学校に行かなくても問題ない」と言う人の理由も理解はできますが、そういう人は何かしらの才能があって成功している人が多いです。才能は、少数しか持っていないから“才能”なわけで、そう考えると大多数は「才能がない」ということになります。  そういう才能のない子どもが社会の競争に巻き込まれるわけですから、計算をできるようにしたり、外国語の基礎を習得したり、教養を学んだりと、できるだけ多くの備えをしてあげたほうがいいわけです。音楽や図工、美術もそれらの教科を通して子どもが気づいてない才能を見つけてあげられる可能性もありますしね。

教育も受けないと、同世代に勝つのは相当難しい

――才能のない子どもこそ、学校教育や学歴が本人を助けることは間違いなさそうです。 ひろゆき:ここ数年で日本は給料が低い国になりました。一人当たりの所得も2000年の世界2位から2020年には22位に下がっていて、今後も下落が続くと言われています。だから、同じ仕事をするにしても海外で働くか、外資系企業から仕事を受けるかしたほうが収入はよくなるわけですが、才能も教育も受けていない子どもが、先進国の教育を受けた同世代に勝つのは相当難しいでしょう。  しかも、日本以外の先進国で知的労働者になるには大卒の資格は必須で、大卒資格のない人が「知的労働者です!」と元気に言っても、よほどの職歴や結果がないと労働ビザの発行を認めてもらえないわけです。多くの先進国は自国民の失業者を抱えていて、自国民でできる仕事に外国人を入れたくないのですから、当然ですよね。  そう考えると、子どもを少しでもラクに暮らせるようにしてあげたいと願うなら、やっぱり学校での教育は大切。日本の大卒資格は、学校にちゃんと通っていれば海外よりも簡単に取れるんですから。
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「学校教育はいらない」を真に受けてはいけないワケ
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