社会人を経験してから大学生になり良かった点、我慢が必要だった点
―[腕時計投資家・斉藤由貴生]―
腕時計投資家の斉藤由貴生です。
私は社会人を経験してから大学に行ったのですが、日本ではそのような行動をとる人は、今でもかなり少ないと言えます。
大学という場は高度な研究を行う場でもあるため、私は一度社会人を経験してからのほうが、その価値がよりわかると思うのです。しかしながら日本の大学の場合、現役重視の文化があるためか、社会人になってから大学に行くという行為が、あまり一般的でないのが残念なところです。
2005年のOECD教育データベースによると、25歳以上の大学入学者の割合が日本は2%。それに対してアメリカは23.8%で、トップのアイスランドに至っては40.1%もあります。OECD平均で見ても、20.3%が25歳以上で大学に入学しているわけです。
ということで今回は、社会人になってから大学に入学した私が、その良かったところとムカついたところをお伝えさせていただきます。
社会人を経験してから大学に入学してよかった点
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1986年生まれ。日本初の腕時計投資家として、「腕時計投資新聞」で執筆。母方の祖父はチャコット創業者、父は医者という裕福な家庭に生まれるが幼少期に両親が離婚。中学1年生の頃より、企業のホームページ作成業務を個人で請負い収入を得る。それを元手に高級腕時計を購入。その頃、買った値段より高く売る腕時計投資を考案し、時計の売買で資金を増やしていく。高校卒業後は就職、5年間の社会人経験を経てから筑波大学情報学群情報メディア創成学類に入学。お金を使わず贅沢する「ドケチ快適」のプロ。腕時計は買った値段より高く売却、ロールスロイスは実質10万円で購入。著書に『腕時計投資のすすめ』(イカロス出版)と『もう新品は買うな!』がある
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