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医学部浪人生25歳女性。ラブホに通う「4人の男性」と受験ストレス発散の日々

 

4人のセフレと「25分間の息抜き」

 1日10時間以上、1年半の勉強を費やして挑んだ去年の受験。彼女の努力は目覚ましいものであったが、残念ながら医学部合格とはならなかった。そして2浪目に突入したKさんに、去年の反省点を聞いた。 「去年は勉強のために全部を我慢しました。なるべく人と会わないようにしていたし、大好きなセックスも控えて、禁欲生活を送りました。刺激的なことが一切なかったので、勉強が一番楽しいと思えていたのは、すごく良かったと思います。 その一方で、自分と向き合いすぎて、精神的に参ってしまい、途中で体調を崩してしまいました。できない自分を責め続けて、結果的に進歩がなかった一年間だったと思います。ストレスをため込まずに上手に発散することも必要だと感じて、今年はセックスを解禁することにしました」  Kさんには現在、4人のセフレがいるという。彼女は「セックスしてストレスを発散できて、メンタルを保てている」というが、勉強の妨げにはならないのだろうか。 「セフレと会うときは、車で迎えにきてもらい、そのままラブホに直行します。ラブホ滞在時間を25分までと決めて、終わったらそのまま家に送ってもらうので、あまり時間はとられません。家に付いたら身も心もスッキリしているので、しっかり勉強に集中できます。普通の人に理解してもらえるかはわかりませんが、適度な運動をした後は集中力が増したりしますよね。それと同じです」  とてもすがすがしい表情で語ってくれたKさん。「セックスを我慢した」という去年の反省を活かして、今年はストレス発散し、上手いこと勉強を続けられているそうだ。  

息抜きでセックスをする浪人生は、果たして合格できるのか

 受験生には様々な息抜き方法があるが、さすがに「セックスを息抜きにしている」と語る女性は少ないだろう。果たして彼女は合格することはできるのだろうか。来年の受験についての自信を聞いた。 「絶対に受かります。そう言うしかないです。最初は『受からないかもしれない』『受からなかったらどうしよう』とか、そんなことを考えながら勉強していました。医者になることを、自分自身が1番信じてなかったんですよね。口では目標っていくらでも言えますけど、肝を据えて行動まで落とし込むくらい、本当の意味で決意することが去年はできていなかった。自分にできることは、覚悟を決めて、自分を信じてやることだけです。 幸運なことに私の親は、教育だけは『どんなに遠回りしてもいいからやりなさい』と言って応援してくれています。実家に戻っているため、生活費の心配もない。とはいえ、一般のサラリーマン家庭なので、塾代は自分で払わなくてはなりません。2年目の今年は、会社でためたお金も尽きてしまい、バイトをしながらの勉強になっていますが、バイト中も勉強をさせてもらえる職場で助かっています」  環境に恵まれていることを日々実感しているというKさん。自分の置かれた世界から飛び出すことができない人がいるなかで「自由に挑戦できることは幸せです」と語った。最後に「このチャンスを無駄にしたくない。絶対に勝ちあがります」と強い気持ちをみせてくれた。 取材・文/みなもとひかる
お酒は飲めなくてもおつまみ大好き。趣味はゴルフ・筋トレ・パチンコ・神頼みの自称清楚系純情女子ライター。長所は諦めが悪いこと。「なせばなる」「なんとかなる」をモットーに、何事にも全力で取り組みます!  Twitter:@minnapikapika
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