「櫻井翔になりたい」現役時代“全落ち”した偏差値40の浪人生が慶応大学に合格するまで
―[貧困東大生・布施川天馬]―
「難関大学合格には、豊富な教育投資が不可欠」。そう思い込む方が一般的ではないでしょうか。首都圏では今日も熾烈な受験戦争が繰り広げられます。
確かに、これこそが「一般的」なルートには違いありません。ですが、必須かといえば、そうではない。「やるべきこと」さえやり切れば、どんな環境からでも進学は可能です。問題は、方法が世に広まっていないこと。独学で難関大進学を果たす秀才たちは、どのような学習法を採用しているのでしょうか。
今回は、偏差値40台の高校から一年の浪人を経て慶応義塾大学文学部に進学し、現在はYouTuber、実業家として活躍しているHiDEさんにお話を伺います。
勉強に興味がなかった幼少期
地域の偏差値40台の高校に進学
1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を自ら編み出し、東大合格を果たす。著書に最小限のコストで最大の成果を出すためのノウハウを体系化した著書『東大式節約勉強法』、膨大な範囲と量の受験勉強をする中で気がついた「コスパを極限まで高める時間の使い方」を解説した『東大式時間術』がある。株式会社カルペ・ディエムにて、講師として、お金と時間をかけない「省エネ」スタイルの勉強法を学生たちに伝えている。(Xアカウント:@Temma_Fusegawa)
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