TIF ASIA TOURが行われるのは今回で3度目（2021年、2022年～）、さてではなぜタイがその舞台のひとつとなったのでしょうか？ 　TIFの総合プロデューサーであるフジテレビの菊竹龍さんは、その理由をこう語ります。 「AKB48海外姉妹グループのBNK48（バンコクが拠点）やCGM48（チェンマイが拠点）の活躍もあり、タイは、日本式アイドルのマーケットが非常に活性化していると感じています。またTIFにご出演いただいている他のアイドルの姉妹グループも多数、バンコクを中心に活動しており、アイドルマーケットとしては開かれたイメージを持っております。TIF ASIA TOURにとって、現時点で最も先進的で、最大規模の都市であることは感じています」 　実際2018年にはBNK48の「恋するフォーチュンクッキー」のタイ語版が大ヒット（2023年2月現在の再生回数1.9億回！）して、日本式アイドルのブームが訪れました。日本でもみんなが見て踊った「本家」であるAKB48の再生回数が2.2億回ですから、どれほど大きなトレンドとなったかが理解できると思います。 　そんな日本式アイドルブームの中、続々と新グループが結成され、今回の「TIF ASIA TOUR 2023 in Bangkok」でもその内の数組が出演しています。彼女たちは一様に参加できたことに大きな喜びを感じています。 「TIFが世界最大級のアイドルイベントであることをタイのアイドルはみんな知っています。そしてそれに出演するのがとても難しいことも。そんな中で私たちのグループを選んでいただいて本当に感動です」 　こう語るのはタイの日本式アイドルグループでBNK48の次ぐ人気を誇る6人組の女性アイドルグループ「Siam☆Dream」のファニーさん。 　また、同じく日本式アイドルグループの「Euphonie☆」のペットペットさんは「私たちが憧れる日本のアイドルグループさんたちと同じステージに立てて光栄です！ でもここで終わりというわけではありません。いつかお台場のTIFのステージに立てる日まで頑張っていきたいと思います」と語ります。