母が「末期がん」と宣告されて目の前が真っ暗に…それでも「心の健やかさ」を保つには
恩返しすることに意味がある
有意味感はどんな状況でも持てる
経験したことがない大きな壁にあたって把握可能感がもてないときも、どう考えても「なんとかなる」なんて思えなくて処理可能感がもてないときにも、有意味感はもてます。
「困難な状況であっても、このことには意味がある」「このことを意味あるものにするために私は何をすべきか」という有意味感は、もつことができるのです。例えば、「はじめに」で、首尾一貫感覚はユダヤ人強制収容所を生き延び、その後も心身を健康に保つことができた女性の研究から生まれたものだと言いました。
このことを思い出してください。強制収容所のような環境に置かれると、「先のことがどうなるか、まったくわからない」「いつ殺されるかわからない」という思いになることでしょう。把握可能感が低くなるのは必然という状況です。
ストレスマネジメント専門家。企業人事部や病院勤務(精神科・心療内科)などを経て、現在、株式会社メンタルシンクタンク(筑波大学発ベンチャー)副社長。カウンセラーとして約1万人の相談に対応し、中央官庁のメンタルヘルス対策や県庁の研修にも携わる。著書に『「なんとかなる」と思えるレッスン 首尾一貫感覚で心に余裕をつくる』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある
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