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混雑する電車内、ドア付近で“頑なに動こうとしない”男性にア然。ぶつかると“舌打ち”をして…

「よい年してマナーもわからないのか」とイライラ

優先席「女性のカバンには“マタニティーマーク”のキーホルダーがつけられていました。気づいていない可能性もありましたが、優先席に座るということは、本来必要としている人が乗ってきたときには、譲るのが当たり前ではないでしょうか」  高村さんの席からは少し距離があり、席を立ってもその間に誰かが座ることもあるため、「どう行動すればよいのか」を考えていたという。  その間も、2人の声は電車内に響いていた。 「よい年してマナーもわからないなんて、イライラが募っていきましたね。おそらく同世代(20代)だと思いますが、こういう行動をする人がいるから、私たちの世代のイメージが悪くなるのに……」  注意してもトラブルになることを避けるため、車掌さんに伝えようと高村さんは席を立った。しかし、その瞬間、2人も席を立ち、電車を降りたという。 「少しモヤモヤが残りましたが、私が降りる駅の駅員さんにこの出来事を伝えました」  電車では個人のマナーが大いに問われる。だが、不快に感じても声をあげにくい空気があるのは事実だ。自分の何気ない行動が周囲の迷惑になっていないか、あらためて意識する必要があるだろう。 <取材・文/chimi86>
2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。
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