【Fランク大学の説明会】高校生との酒宴も大学側は黙認
―[ド底辺高校 夏休みでバカが大加速]―
子供たちの学力低下、学力格差が叫ばれるなか、偏差値40以下の“ド底辺高校”と呼ばれる学校が増えている。そんな学校に通う高校生たちの夏休みはバカ街道まっしぐら。学校という枠から解放された、彼らの奇行はとどまるところを知らない!
◆夏休みに下見に訪れたFランク大で先輩と一緒に酒盛りを始めてしまう!
大学が入学希望者に施設やカリキュラムの説明を行うオープンキャンパス。学生集めに必死なFランク大学などでは「交通費補助」を謳い文句に参加を呼びかけているが、ド底辺高校生にとっては“割のいいバイト”になってしまう。
「1回参加するだけで、5000円以上もらえるなんて、バイトよりもおいしい。大学までは地元から通っている先輩や親に送ってもらえるし、この夏はオープンキャンパスだけで5万円は稼ぐことができた」(公立校3年男子)
当然、お金目当てのため、大学側が用意したガイダンスを聞いている者は少ない。それどころか、高校OBの大学生が説明会場に乱入。「オレらが案内しますんで」と後輩を連れ去ってしまう。
「そのまま説明会場からサークル棟の部室に連れていかれて、中に入ると、大量の缶ビールが置いてあったんです。そこで、昼間から宴会が始まっちゃった。オープンキャンパスが終わる頃、説明会場に戻ったんだけど、酒臭くて、大学の職員に呼び止められた。でも、先輩が『さっきまでウチのサークルの連中と飲んでいたんですよ。ちょっと早いけど、新歓コンパっスよ』って言ったら、見逃してくれて……。飲酒がOKなんて、ホントいい大学ですよね」(同)
オープンキャンパスでのこうした光景は決して珍しくない。
「ウチの大学では、参加した高校生に無料で学食を利用できる“学食体験”を実施していた。ただ、大学生と学食をつまみに宴会をしてしまう高校生が多くて、廃止になりましたけどね」(大学職員)
まさにド底辺エスカレーター。来春には、大勢のド底辺大学生が誕生するのは間違いなさそうだ。
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