炭水化物+炭水化物はあり? ローカル食文化問題
―[[許せない食べ方]大研究]―
白飯、カレー、ラーメン、寿司、焼き肉……日常の食事で人は他人の食べ方のどこが、何が「許せない」のか? 時に根本的な人間評価に発展してしまうほど、譲れない大問題であったりもする「食べ方」問題を探ってみた
◆お雑煮、虫……地方独特の許せない食べ方
「旅先で味噌汁が白かったのは許せなかった」(40歳・研究者・男)は、やや世間知らずな気もするが、地方ごとの食文化の違いには驚く機会も多いもの。
「広島出身の妻は野菜炒めも天ぷらもオタフクソースで味付け」(33歳・経理・男)というのには違和感を抱く人も少なくないかも。
「地方の虫を食べる文化」(47歳・福祉・男)も生理的嫌悪感を持たれがち。貴重なタンパク源として世界的にも注目されている昨今だが、「イナゴは慣れるとおいしいみたいだけど、見た目がムリ」(27歳・派遣・女)という感覚は致し方ない気も……。
地方差が激しい料理の代表といえばお雑煮。「鳥取のお雑煮がぜんざいなのが気持ち悪い」(25歳・製薬・男)など、特に甘いお雑煮に拒絶反応を示す人は多いよう。
「香川では白味噌ベースの味噌汁にあんこモチを入れます。俺は見るだけでも気持ち悪くて食べたことない」(37歳・デザイン・男)
地元でも苦手な人がいるほど。
一方、こちらも長年議論が続く「関西のお好み焼きとご飯を一緒に食べる文化」(42歳・IT・男)。否定派は「主食+主食(炭水化物+炭水化物)が嫌」と主張するが、「中国人からすると餃子も主食だから日本のラーメン屋の『ラーメン+チャーハン+餃子』も信じられない」(29歳・学生・男)という声も。お互い食文化の違いには寛容でありたいものですね……。
― [許せない食べ方]大研究【6】 ―
この特集の前回記事
【関連キーワードから記事を探す】
「日本人同士は助け合いが必要だ」――46歳のバツイチおじさんは美女を魔の手から救い出そうとした 〈第6話〉
日本人初ミシュラン3ツ星店スー・シェフが考える「ヴィーガン料理」の意味
サイゼリヤ店員が選ぶ、食べたい/食べたくないメニュー。定番商品を抑えての1位は…?
サイゼリヤ飲み会がコスパ最強。一人2000円以下で実質飲み放題!?
タピオカバブル乗り遅れ組が熱視線。次は“びっくり焼き”がくる!?
和風のメロンパン?群馬県民しか知らない謎フード「バンズパン」の“正体”とは
高学歴芸人・カズレーザーが考える「“おもしろい人”に共通している特徴」
北海道民はペヤングとUFOを知らない? 地元民が愛ある自虐ネタを披露
秋田美人は地元民にとってはレア? 愛のある秋田県あるある
千葉のJUAGARさんが語る、デーモン閣下、みうらじゅんとの思い出
「不正を指摘しただけで懲戒に」パワハラがはびこる地方議会で、Uターン議員が受けた仕打ち
「40歳過ぎのおばさんだから妊娠しないな」と社長が暴言。“セクハラが日常”の地方企業の実態
「育休取ったら殺す」発言の町長だけじゃない、地方のハラスメントはなぜ酷いのか
「早く子供を産まんと」時代錯誤な言動を繰り返す叔父の頭に「ビールをぶっかけた」結果
田舎で暮らす老いた親の面倒を、地域に“外注”している子供たち/猫山課長
韓国には「法を守る=弱い人」といった考えがある?G8加入に固執する理由も
33歳ホステスの悩み「彼氏が焼きもちをやいて大変」辞めるしかない?
インド人は全員悪人!? 旅人の定説を検証してみた
中国がどうやら景気がいいらしい!? 若者だらけで急成長する「中国のシリコンバレー・深圳」
中国のコンビニで牛乳買ったら腐ってた…製造日から3日しか経っていないのに
調理中の“つぶやき”が話題の料理系YouTuber・けんた食堂「バズるために奇をてらう気はまったくない」
「そろそろ次のキャリアを考えたら?」戦力外通告を受け、料理を武器に…“料理芸人”が語るブレイク前夜
料理研究家・リュウジ「手間暇かけた料理=愛情」が女性たちを苦しめている
「デブなのに、なぜか愛される男」が実は武器にしている”モテる趣味”ベスト3
食通デブが考える「旬のサンマを最高においしく食べる方法」