マリオは踊れど、任天堂の株価上がらずの謎【コラムニスト木村和久】
―[木村和久の「オヤ充のススメ」]―
― 木村和久の「オヤ充のススメ」その147 ―
待望のスマートフォン向けの(iOS)のゲーム「スーパーマリオラン」が配信開始され、早速やってみた。これが指一本で遊べる優れもので、子供から大人まで幅広く支持されると思うのだけれど。
どれ任天堂も、がっぽり儲かったろうと株価を見るや、なんじゃこりゃ! すげえ大暴落してんじゃん。ゲームの配信開始前は、トランプ相場で3万円ぐらいだったのに、ゲーム配信直後から瞬く間に下落。2万5000円程度まで落ちてうごめいている。今年の夏「ポケモンGO」で任天堂は復活したが、実はあまり収益になっていなかった。キャラクター提供のみだったからだ。イメージ先行で人気が出た任天堂が、今回の「スーパーマリオラン」でしっかり稼ごうと目論んだわけだが、どうやら現在のところ、裏目に出ているようだ。
しかも一緒に協業したDeNAもつられて株価が落ちている。DeNAはキュレーションサイト問題で炎上したが、それよりもマリオのほうが株価の下落率が高い。適当にやったサイトよりも、ちゃんとやったゲームの方が株価にマイナス反応するなんて、実におかしいではないか。
何が裏目かというと、料金設定である。お馴染みの横スクロール画面のマリオが右に移動する遊びなのだが、無料の場合は18面中3面までしかできない。全部やるには1200円必要だという。これに、もの凄く抵抗を感じている人がいるというのだ。
個人的見解でいえば、任天堂はなかなかの英断をしたと思いますよ。広く全ての人々にゲームを楽しんでもらえればと思って1200円にしたのだから。ところが、これがライトユーザーからしてみれば、高すぎるとクレームが出た。さらにちょこっといじると、つまらないという意見が続出。こういうのはイメージ先行だから、どんどん拡大して負のスパラルに陥りやすい。それで大暴落が起きたと見ていい。
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