「世界一貧しい大統領」は下流中年が目指す師匠だ!――プロギャンブラー・のぶき「人生の賭け方」
15年間、世界中のカジノを放浪して勝ち続けてきたプロギャンブラーのぶき。「『人生』とは自分軸で生きること、『賭け方』とはこの1時間をどう使うかの戦略だ」と言い切る。世間体から解き放たれ、「スマイル基準」で人生を勝ちへ導く男が語る生き様論。
〈第5回 「世界1貧しい大統領」は下流中年が目指す師匠だ!〉
先日、世界1貧しい大統領のインタビューがフジテレビ「Mr.サンデー拡大スペシャル」で放送された。その内容の一部がfacebookだけでも5万人にシェアされまくった。
ウルグアイ前大統領ホセ・ムヒカ氏。いま世界一リスペクトされている政治家のひとり。でも、この方の暮らしぶりだけへ焦点を当ててみると、下流とも見受けられるのかなとも思う。
上流な暮らしといってイメージされるのは、お金のかかった暮らし。つまり、暮らしが上流か下流かは、収入や業績ではなく、使っているお金の量で決まる。
ムヒカ前大統領自身がされようと思えば、もちろん上流なお金のかかった暮らしをできる。けれど、大統領時代は収入の9割を寄付され、1か月を約10万円で生活されている。日本で月10万円の生活費といえば、まさしく下流な暮らし。「必要な分だけあればいい」とのこと。なんだよ、この方、欲を捨てた神様かい。人間性としては最上流な方。
つまり、「収入的には下流でも、最上流な生き方をできる」と身を持って証明してくださっている方。まさしく下流中年が目指すべきヒントは世界1貧しい大統領にあり!
他の有名なエピソードをあげると・・・・・・
・愛車は28年前製作のフォルクスワーゲン。
・自分で農業をして、食べている。
・テレビのインタビュー中にホームレスへお金をあげる。
・ヒッチハイカーを拾ってあげ、市民の現状を聞く。
・シリア内戦の孤児を100人自宅へ引き取った。
そして、もしあなたへ物欲主義の女性が見下してきたら、言い返そう。
「世界一リスペクトされている大統領が発した言葉だけどさ『貧乏とは、限りなく多くを必要とし、もっともっとと欲しがること』だよ」
これこそ、下流収入でも、上流人生を歩めるマジックな言霊。このありがたきお言葉を100回でも鏡の前で語りかけて練習し、自分のモノにしよう。それが「ザ・上流人生」への道。
それでもまだ女性が不満な顔をしていたら・・・・・・
「『足らぬを知る』って聞いたことある?」(知らないはず。だって、いまギャンブラーが考えた人生の賭け方の格言なのでさ)
「日本文化には『足るを知る』を美徳とした文化があったんだ。意味は『身分相応に満足することを知る』ってこと」
「そして、『足らぬを知る』っていうのは、物欲を追って買っても、次の物欲が生じてキリがないという考えなんだ。キリないモノを求めていたら、人生は永遠に満たされない。永遠に幸せになれない哀しい人生となってしまう。だから……「幸せになりたいなら、満たされないことこそが満たされていると感じよ」という悟りなんだよ。貧乏と言う強欲になるな、清貧であれ」
ちなみに、僕が「足らぬを知る」を悟ったのは、15年前に池袋のサンシャイン通りでママチャリ乗ってナンパしまくっていた頃。100人斬りしようが1万人斬りしようが、35億人という女性の全体像から見たら、どちらも同じく米粒のカケラみたいな功績。仮に35億円持っていたら、100円も1万円も、差はないっしょ。
ここまで反撃されれば、物欲主義の女性は自己を見失ったドキドキ感から、逆にあなたへ恋に落ちたと錯覚する(心理学でいうところの「吊り橋効果」)……なはず。今夜はその女性とすてきな時間を♪
世界一リスペクトされている大統領さんが下流な暮らしをされていて助かった。下流中年の希望の星だし、目指すとこでしょ。「世界一リスペクトされている大統領みたいな生き方を目指しているんだ」眼をキラキラさせてこう述べてみよう。人様の生き様を否定してくる人間がいたら、その人こそ下流人生と考えている。
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1971年東京都生まれ。15年間カジノで勝ち続けたお金だけで、世界6周。東日本大震災時、ボランティアのため一時帰国。すると、メディア・講演依頼など各方面から引っ張りだこに。検索「プロギャンブラー」にて独占状態。著書に『勝率9割の選択』(総合法令出版)、『ギャンブルだけで世界6周』(幻冬舎)
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