勢いを取り戻すマイクロソフトに2016年も期待
今年もさまざまなジャンルで進化と変貌を遂げたデジモノ。どのジャンルも魅力的なプロダクトが続々登場した。そこで、今年の進化と’16年の展望をガジェットライターの柳谷智宣氏に語ってもらった
今年「元気がよかったのはどこか」と聞かれたらマイクロソフトでしょう。「Windows 10」の無料アップデートは前代未聞で、8と比較したら安定しているし使い勝手は好評です。8で指摘された課題を、2年間ですべて改善してきましたね。
今はみんなOSで何ができるのかを考えてなくても大丈夫だし、Windowsのアドバンテージがなくなってきた危機感を持っているのでしょう。
また、鳴り物入りで発売された「Surface Book」と「Surface Pro 4」も高評価。できることは全然違っていて、前者は家庭用としてタブレットにもノートPCにもなる。そして「Surface Pro 3」の段階でも素晴らしい出来で、個人のモバイルノートには十分だったのですが、“4”で機能をすべてパワーアップしてきました。さらには値段も下げてきたんです。
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今年のマイクロソフトは王道を歩みながらも軌道修正をしてきました。心配なのは、来年7月の無償アップグレード終了時に大混乱が起きるのでは、ということ。そこでまた大盤振る舞いをすれば評価はぐっと上がりますね。
●Surface Pro 4
Windows10搭載で、「Surface Pro 3」より薄く、より軽く、より大きな画面に進化した12インチタブレット。バッテリーは最大9時間の継続使用ができ、外出先でも心配なく仕事ができるのが魅力
【柳谷智宣氏】
ガジェットライター。スマホやタブレット端末などを中心に、豊富な知識を持つ。著書に『Dropbox WORKING』(翔泳社)
取材・文/北村篤裕
― 2015年のデジタル流行大賞 ―
勢いを取り戻すマイクロソフトに来年も期待【PC・タブレット】
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