更新日:2022年07月10日 11:21
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セレブの子供は“変なグレ方”をする!? 高級住宅街の民度が下がっている理由

 田園調布、芦屋、南山……庶民の羨望と嫉妬の的となってきた高級住宅地であるが、その一部が今、落ちぶれているという。町中には徘徊老人や暴走族が見られ、老人からカネをだまし取ろうとする若者が現れる有り様だ。かつての栄華は何処へ? セレブタウンの現在の姿に迫る。

高級住宅街の民度が下がる理由は歩合制の業者と二世の台頭?

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写真はイメージです

 老舗不動産業者T氏はセレブタウンの民度の低下には、一部の業者と保証会社に原因があると話す。 「特に歩合制の不動産屋は、契約を取りたいがために不良外国人や怪しげな人物でも構わず斡旋してしまう。賃貸の場合、そこに保証会社も加担している。『最近はどんな人でも受け入れないと部屋が余る。保証会社を通しているから安全』などと物件のオーナーに情報を流しどんどん送り込むのですが、実際の審査は非常に甘い」  こうしたケースは新宿や中野などで多く見られたが、最近では広尾や神泉などでも増え、実際に独居用の高級賃貸がアジア人労働者の宿舎になったり、料理の匂いや汚れが染みついて部屋がダメになるケースもザラだという。  また別の不動産業者は「セレブの子供は変なグレ方をする場合が多く、彼らが成人すると地域の民度は下がります」と話す。高齢化が進み没落する地域がある一方で、「二世」による劣化に頭を悩ませるところもあるようだ。 ― 没落する[セレブタウン]の今 ―
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