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なぜ二子玉川・成城エリアが『ご近所トラブルが多い街・ワースト1』なのか? マダムの街の知られざる素顔に電動ママチャリで迫る!

 いつものように日刊SPA!を眺めていると、『ご近所トラブルが多い街・ワースト5』という気になる記事が。ワースト1は、何と高級住宅街で知られる二子玉川・成城エリアだとか。その原因として「古参・新参住民間でのトラブル」だという。これは、電マ(電動ママチャリ)で東京の様々な街に駆けつけ“再発見”している当連載としては、見逃せない! 早速、担当編集に電話だ。 「ねえ、記事パクっていい?」 「同じ媒体の中なのでまあいいっすけど、ゴローさんのプライドが許せばの話ですが……」  ん~~後半、聞こえない! 飛行機とヘリと新幹線と救急車と街宣車が同時に通ったので、聞こえなかった! ということで今回は、ニコタマ・成城へ電マを走らせ、住民トラブルの元を探りに行ってきた! ぶらりんこ

なぜ二子玉川・成城エリアが『ご近所トラブルが多い街・ワースト1』なのか? マダムの街の知られざる素顔に電動ママチャリで迫る!

ニコタマ-01 さっそくやってきました、まずはニコタマ。ニコタマといえば奥様の街、つまりニコタマダムの街。そして巨大ショッピングモールにタワマンの街。昼顔族、タワマン族……トラブルの臭いしかしない! まずはニコタマの駅周辺をパトロール(実質、徘徊)してみることに。  ……と、いきなり関係ない話で申し訳ないんだが、いつもニコタマに来ると気になる看板がある。間違ったことや変なことはひとつも書いてないんだが、その配列って! と思ってしまうのである。それがこちら…… ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1346955 ニコタマ-02 いつもこの看板を見るたび、「キンタマ・大腸・肛門」に見えてしゃーない。肛門の上に「ニコタマ」書かれたら、そりゃ空目するわ。四つん這いになって検査されたら、この3つワンセットが丸見えなんだろうなあって、この看板を見るたびに想像してしまいます。  そんな戯言をいっていると、本物のトラブルが発生! やはり日刊SPA!の記事に間違いはなかった!? ニコタマ-03『いつも電気 シバコー』の看板が。チェーンソーやスタンガンといった電気的な武器をもったヤツが、「シバコー!」と言って襲ってくる! 逃げろ~。どこか安全なところに隠れないと! あ、あんなところにスナックが! あのフォント、デザイン、スナックに間違いない! あそこに逃げこめ~。 ニコタマ-04 ……と思ったら、まさかの歯医者さん! しかしこの『エンジェル』の字の雰囲気といい、星マークの濁点デザインといい、スナックにしか見えないよ!  さらに、トラブルの元を探しパトロールを続けると、こんな看板が。 ニコタマ-05『ニコこどもクリニック』。一見、何の変哲もないように見えるが、寄ってみると…… ニコタマ-06 怖い、怖い! 何か変なのが服、着てる! これは子どもをパニックに導く、トラブルの元だ! だからといってもちろん通報するでもなく、ただ写真に収めるだけなのだが。  と、ここでいかにも「ニコタマだな~」と思ってしまうお店を発見。少なくとも僕の生まれ育った葛飾区青戸や、いま住んでる五反田にこんなお店はありません。 ニコタマ-07『お受験専門店 マムエモア』。  幼稚園・小学校お受験の専門ショップだそうです。店頭にはパンフレットが置いてあり、表紙には  “お受験に備えて、魅力つたわる装いを…。”  だそうで、なるほどね~。正確にいえば  “お受験に備えて、(ガキに)魅力(があるかどうかはさておいて、その有名校に相応しい財力かどうかが服装に現れるので、それが)つたわる装いを…”  なんだろうけど。このお店、都内に3店舗あるらしく、それが目白本店と恵比寿店、二子玉川店。そのラインナップがいちいち「なるほどね~」というより、もはや「でしょうね!」といった土地ばかり。しかしこの『マムエモア』さんには支店を増やしてほしいものです。北千住店に小岩店、蒲田店とか。ソッコー潰れそうですが。  そして、さらに電マで走り続けると、何やら怪しい佇まいのお店(?)が……。 ニコタマ-08 『大勝庵』、ソバ屋なのか? しかし横には『玉電と郷土の歴史館』の文字が。果たして中に入ってみると  なんと電車の運転席やつり革など旧玉電のみならず、様々なレトログッズが置いてある資料館なのでありました。 ニコタマ-11 館長の大塚さん。実に人のいいおじちゃんで、話によればもともとここは『大勝庵』というソバ屋。おっちゃんは大将をやっていたそうな。そして2011年、生来の趣味が高じて、この歴史館を作ったんだとか。ちょうどいい機会なので、ニコタマの面白スポットを教えてもらうことに。 俺「いやあ、昔懐かしいものばかりありますね!」 おじちゃん「ありがとう。こういうの好きですか?」 俺「はい、昭和なモノが大好きなんです(iPhone万歳!)」 おじちゃん「それはよかった。ここら辺もライズ(複合施設)ができてから変わってしまってね……」 俺「そうですか。何かニコタマで面白いトコってあります?」 おじちゃん「そうねえ……玉川大師なんて、どうだい? 地下に仏像があって面白いと思うよ」 俺「マジっすか!? 行ってみます!」 ――おじちゃんのアドバイス通り、さっそく玉川大師へ。そこには、どんなオモシロが!? おじちゃん、ありがとう!!
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玉川大師へ行ってみた
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