高所得層が「子供を東大生にするために読ませていた本」とは?”世界に関心を向ける”ための3冊
―[貧困東大生・布施川天馬]―
東大生の出身家庭の半数近くは世帯年収950万円以上。これは全国の平均年収である545.7万円(2022年発表 厚生労働省『国民生活基礎調査の概況』より)を大きく上回る数字です。
ちなみに、東大生を輩出するような家庭は世帯主が40代~50代の可能性が高く、所得が高くなることも予想されますね。そこで調べてみたところ、厚生労働省「2022(令和4)年国民生活基礎調査の概要」によれば、世帯主が50代の家庭の所得は平均740万程度でした。やはり、東大生の大半は「裕福な家庭」出身だとしてよさそうです。
では、「裕福」な家庭で育てられた東大生たちは、どのような暮らしをしてきたのでしょうか? 今回は、幼少期の彼らがどのような本を読まされてきたのか、東大生30人にインタビューした意見をまとめてみました。
〇伝記(『日本の偉人100』など)
〇『ファーブル昆虫記』
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1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を自ら編み出し、東大合格を果たす。著書に最小限のコストで最大の成果を出すためのノウハウを体系化した著書『東大式節約勉強法』、膨大な範囲と量の受験勉強をする中で気がついた「コスパを極限まで高める時間の使い方」を解説した『東大式時間術』がある。株式会社カルペ・ディエムにて、講師として、お金と時間をかけない「省エネ」スタイルの勉強法を学生たちに伝えている。(Xアカウント:@Temma_Fusegawa)
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