年末は恒例の年忘れ麻雀大会で惨敗し、勝ったら高級AV嬢キャバクラに行こうと思っていたのに、結局、家で一人「いいちこ」と仲良く過ごしたスパムです。
とはいえ年も明けたということで心機一転。今回は新春らしく「和」をコンセプトにしつつ、さらに旨いメシまで楽しめるというお店を紹介しよう。
池袋駅西口から徒歩10分ほどにあるガールズバー「ODIN(おーでぃん)」は、店名から想像できるように、本格的なおでんが楽しめるお店だ。中は赤と黒の和風モダンな雰囲気でカウンターが12席。店内中央の壁には、おでんのお品書き札がかけられている。大きなおでん鍋からは湯気が立ち上り、まるでガールズバーではなく小料理屋にでも入った感覚だ。
酒・メシ・美女を一挙に楽しめ
そんなスパムに「普通のおでん屋さんだと思って来る初見の人も多いんですよ」と、胸元が開いたセクシーな和風コスチュームで接客してくれたのは、Eカップが自慢の、のあちゃんだ。「うちは昨年7月にオープンしたので、街でビラを配ってても『まだ真夏だよ』ってツッコまれていましたけど、ようやくシーズンが到来しました(笑)」
◆出汁が沁みた大根を焼酎と合わせて……
おでんのタネは常時20種類ほど揃えられ、オーソドックスな物からエビの入ったさつま揚げなど珍しい物まで。早速、おでんの盛り合わせ(1000円)を注文。好きな具や汁の量などリクエストを受けつけてくれるのも嬉しいところだ。一番人気だという出汁がしっかり沁みこんだ大根を一口。そこにすかさずハウス焼酎の水割りを……。やさぐれた体には異様に沁みます。すると、「あーん、しましょうか?」と癒し系のありさちゃんから嬉しい一言が。笑顔で食べさせてもらおうとした途端、頬に触れる熱々のはんぺん。のち、悶絶。
「殺す気かっ!」
「いいリアクション~!」
そんなダチョウ倶楽部ごっこだって楽しめる。見れば、棚には吉四六や鏡月などのキープボトルがずらりと並んでいた。「うちはボトルのほうがお得に飲めるので、常連さんはそうしてる方が多いですね」(ありさちゃん)
また、同店のもう一つのウリが本格的なお茶漬けだ。
20種類以上あるトッピングの具材だけでなく、好みに合わせてベースも出汁・ほうじ茶・緑茶の3つから選べる。ズズッとすすれば口内に広がる優しい味。ついこないだまで家で食っていたインスタントのお茶漬けとは大違いです。
「飲み会のシーズンはどこかで飲んでいて、解散したあとに、サッとシメのお茶漬けを楽しむ一人客も多いんですよ」(ありさちゃん)
店内のカラオケで熱唱していると携帯に入電が。懲りずに、新春麻雀大会に向かうスパムでした。
【池袋・ODIN】
住:東京都豊島区池袋2-4-1越後ビル1F
電:03-5927-8663
営:19:00~翌5:00
休:日曜
料:40分/1000円、21時以降は1500円(プラス1000円で飲み放題)税サ15%
※「SPA!見た」で初回(40分)チャージ無料
撮影/水野嘉之
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スパム 主に池袋界隈に出没。重度のタイツフェチで、レギンスに対しては反対の姿勢をとる
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