年末の夜の街の景気は、昨年に比べていいようだ。都内では飲食店の客単価が軒並み上がったと聞くし、キャバクラ等の客入りも好調のようだ。活気に沸く繁華街を横目に「寒風吹きすさぶ懐」を抱え歩いていると、夜遊びガイドのO氏から電話が。「今からクルマで迎えにいくので遊びにいきませんか?」と弾んだ声を出す。
指定された場所で待っていると滑るように横付けされるリンカーンリムジン。後部座席のスモーク張りのウィンドウが静かに開くと、なんと満面の笑みのO氏が乗っており、手招きするではないか!
女子会グループもアゲアゲ&ノリノリ
道行く人の注目を浴び、リムジンが滑り込んだのは歌舞伎町。クルマを降り、エレベーターで地下に下りると、大音量の音楽、銀色のポールを囲むように設えられた円形ステージ。その周りのテーブルを縫うように歩くスタイルのいい女のコ、絵に描いたような酒池肉林が広がっていた。「いらっしゃいませ〜!」
席に案内してくれた美女にこの店の内容を問うと、一日3回のダンスショーとその間にゲリラ的に行われるショーが見られる、いわゆる「ショーパブ」のようである。
客席を見回すと羽振りの良さそうなパイセンもいるが、どちらかといえば、会社帰りのサラリーマンのグループが多い。よく見るとグループの中には女子もチラホラ、後からは女子会と思しきグループも入ってくる。
あたりをキョロキョロ見回しながら、ビールをチビチビ舐めていると広い店内が暗転。スモークがモクモクと床を這うと、きらびやかな衣装のダンサーたちが出てきて、激しく体を揺らし始めた。クリスティーナ・アギレラの「エクスプレス」が掛かり、映画のような世界が展開される。「カワイイ!」「カッコイイ!」と女子会席からため息が漏れる。それを尻目に、ステージ近くの“かぶりつき”に瞬間移動、汗を浴びる距離でダンスを堪能する我々。
O氏を見れば、札束を模したチップをフリフリ。ダンスが終わったオキニに渡すのだと鼻息が荒い。ショーが終わると各席をカーテンコールのように回り、ご挨拶をする女のコ。ここで息を弾ませているコの肩紐にチップをグイと挟むのは男の醍醐味だ。
リムジンで歌舞伎町のど真ん中に乗りつけ、セクシーなショーを観て、飲んで……気軽に非日常を、そして格別な夜を楽しめるなら、こんな選択肢もあっていい。
【nest】
住:東京都新宿区歌舞伎町1-14-7 新宿ハヤシビルB1
電:03-5285-1160
営:19時〜翌1時
休:日
料:男性4000円、女性3000円(60分、ショー・テーブルチャージ・飲み放題込み)
●食事付きコースあり、女性グループ限定120分3000円プランあり
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苫米地 某実話誌で裏風俗潜入記者として足掛け5年。新天地でヌキを封印。好きなタイプは人妻
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