エロ本編集者として駆け出しの頃に業界で流行したのが、いわゆる女子社員モノといわれるジャンルだ。AVメーカーなら「我が社の女子社員が遂にAV出演!」、エロ本出版社なら「本誌女性編集部員が体当たりで風俗嬢体験ルポ」などというものである。
この「我が社の女性社員」というキーワードは世の男の股間をくすぐるらしく、気がつけば定番モノとして男たちを喜ばせている。そんな“女子社員”と飲める店が秋葉原にできたと聞き、熱く燃え上がった愚息とともに向かった。
素晴らしくエロい女子社員
やってきたのは「立ち飲み SOD女子社員」という、まさにそのまんまな名前の立ち飲み。このお店は「飲食店ならもっとたくさんの方を直接喜ばせることができるはず!」という、AVメーカー、ソフト・オン・デマンドの熱い思いが実ってできたお店だという。
エロい女子社員とセクハラトーク全開!
「立ち飲みって言われたときは、勃たせてゴックンさせるお店かと思っちゃいました」なんて、そんなワケないでしょ!と軽くツッコミを入れながら、まずはみんなで乾杯。
思う存分のぞき込んでも……もちろん、いいんです!
酒の肴は缶詰やお菓子が中心なのだが、置かれた位置が秀逸。注文をするとキュッとしゃがんでくれたり、踏み台に乗って高い棚にグッと手を伸ばしたりするたびに、あれ? ちょっと見える? あ! 見えちゃったよ!と、身を乗り出してしまうのだが、これがまた楽しい。缶詰一つ、お菓子一個でここまで男心をくすぐらせるとは、さすがはAVメーカーである。
「いろんな刺激で、勃起してしまうのは不可抗力なので、そこは自由です。半勃ちよりは全勃ちしてほしいな」 とは制作部の西内るなチャン。こんなエッチな女子社員が店内をあちらへ、こちらへと歩いて接客してくれるのだからたまらない。セクハラトークはOKだが、もちろんおさわりは厳禁だ。
酔って帰宅して最初にしたのは、女子社員たちの出演作チェック。あ、さっきのコが……なんて思いながら見たAV、その興奮はひとしおだったのであります。
【立ち飲みSOD女子社員】撮影/赤松洋太 取材協力/野中ツトム(清談社)