韓国式個室キャバで夜の異文化交流
「ヨロブン、今日はリアル江南スタイルを味わってください」
韓国旅行のたびにお世話になっているソウルの夜の案内人・チョウ氏に従い、ソウル中心部を流れる漢江の南側・江南区にある「S-KARAOKE」に金浦空港から直行。ちなみに個室で女のコと酒を飲める韓国の夜遊びとしては、今回の「カラオケ」、ヌキはないが女のコがトップレス(なぜか男も脱ぐ)でボディタッチもOKの「ルームサロン」、ルームサロンと似ているが後半に音楽とともにフェラチオタイムが始まる「ハードコア」とある。“隠していてもセクシーさが滲み出る女”と恋をしたい「江南スタイル」的には、カラオケがベストだろう。
部屋の入り口にズラリと並ぶアガシ。みんな可愛くて目移りするが少女時代・ユナ似の美女を指名。
まずは「コンペイ!」とメクチュ(ビール)で乾杯。酒は割らずにストレート&一気飲みが主流のアガシのペースに付き合うのは危険だが、テンションを高めるためにバクダン酒(ウィスキーのビール割り)を煽る。会話はカラキシでiPadの翻訳アプリに頼りっぱなしだが、覚えたてのハングルで女のコの名前をノートに書くだけで、「オットケー。どうして書けるの? でもパッチムが違います」と愛のパッチム講座(!?)で意気投合。韓国伝統のラブシャ(男女が腕を組んでお酒を一気飲みする)で燃え上がる。
ワンダーガールズ「Nobody」、WAX「オッパ」、T-ARA「ロリポリ」。「韓パブで踊ると盛り上がる鉄板ソング」と、この日のために歌詞を覚えた「I Believe」(映画『猟奇的な彼女』の主題歌)を選曲。最後はもちろん「江南スタイル」の馬乗りダンスでバカ騒ぎだ。
「韓国通の日本人がいるなんて嬉しい。カカオトークで連絡してね」(ユナ似の美女)
ちなみに資生堂の試供品を彼女に渡したところ「次来るときは日本のカップラーメンを持ってきて、みんな大好きよ」とのお返事。「そりゃ安上がりな買い物だわい」とほくそ笑みつつも、再来を誓うソウルの夜であった。
ソウル市江南区駅三洞6-7-8-27
電:010-1566-5976
料:一室2時間・50万ウォン(約3万5000円)料金内には指名料、飲み物、食べ物がすべて込み。入り口で「ヨンイ・チュセヨ」と店長を呼ぼう
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スギナミ 東京都生まれ。主な出没地域は中野、高田馬場の激安スナック。特技は「すぐに折れる心」
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