人気ギャル誌の休刊は何を意味する?今どきギャルが働く店で飲みまくった!【後編】

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ハイテンションを味わえ!

10sion

(左から)えっちゃん(21歳)、GMのきょんちゃん(28歳)、まみぴぃちゃん(22歳)。テキーラ乾杯が基本だ

 さて次に向かったのは、ギャルの聖地・渋谷センター街のギャルカフェ「10sion」だ。本連載には再登場の同店。ドアを開けると「ちょりおつ~!」と、ハイテンションで迎えてくれた。早速、「とりま、コレっしょ!」と差し出されたテキーラショットで乾杯だ。

「最近はプリクラのメッカの前で友達とたむろってると、店員に水を撒かれちゃう(笑)。だから鳥貴族かカチカチ山(ともに格安居酒屋チェーン)に避難してるし、“パラ練”もしづらいよ」(まみぴぃ)

 そんな状況下で2周年を迎えた同店。さぞかしギャル男のようなお客さんばかり来るのかと思いきや、「むしろ30~40代のサラリーマンの人が多い」(きょん)とか。

10sion「ギャルだって、実際にはエグザイル系とかギャル男みたいな見た目よりもマジメに働く人にキュンとくるコも多いんだよ。だからSPA!の読者も、『ばっちこーい!』って感じ(笑)」(えっちゃん)

 ギャルはギャル男と付き合う、なんて印象すらもはや古いようだ(そもそも最近はギャル男が少ない)。ギャル・レクチャーは続く。

「今は黒ギャルだけじゃなくて、白ギャル、清楚ギャルみたいな感じで分かれてる。ウチらとしては、トレンドを掴んでるコはみんなギャルってイメージかな」(きょん)

 そんなギャル談議を聞きながらもショット連発で泥酔したスパム。仕舞いには「夏はやっぱりギャルっすよね!」などと口走っていた。

「最近は夏に向けて109以外でも露出高めな服を買ってるよ。実はこのピンクの服、『しまむら』だから(笑)。超安かった」(まみぴぃ)

 衝撃の事実を聞いた後に「ちょりざーす(お客様お帰りです)」と見送られ、ギャルの逞しさは不滅だと再認識するスパムでした。

【10sion】
東京都渋谷区宇田川町13-9 KN 渋谷2ビル7F
電:03-6416-0419
営:15:00~翌5:00(日・月は22:00まで)
休:無休
料:チャージ:1000円/60分(17~22時)、2000円/60分(22時~)
詳しくはhttp://galtpop.jp/

撮影/水野嘉之

スパム 主に池袋界隈に出没。重度のタイツフェチで、レギンスに対しては反対の姿勢をとる
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