第三十七夜【前編】

“即席”合コンで大ハッスル!
派遣コンパニオンを居酒屋に呼んでみた


【担当記者:スギナミ】

 キャバクラ遊びの途中でカネの計算をすることは無粋……ではあるが、席についたキャバ嬢が一杯1000円、アルコール度の極めて薄い”特製”カシスウーロンをガブ飲みする姿ほど殺意を感じるものはない。客は量販店でまとめ買いされた激安のスナック菓子をツマミに、二日酔い必至の安ウイスキーの水道水割りでガマンしているというのに……。

 そんなやり場のない怒りをぶちまけるボクに、夜遊び通のI氏はしたり顔でこう語るのであった。

「それなら好きな酒の置いてある飲み屋に、キャバ嬢だけ呼べばいいじゃないか」

 聞けば最近は、普通の居酒屋やカラオケボックスに女のコを派遣する”派遣コンパニオン”なる業態があるという。I氏にセッティングをお願いして待つこと2日、「手配完了」の通知がきた。

女のコ次第で遊び方は無限大

 週末の夜6時。新宿の個室居酒屋に向かったボクとI氏。予約時間まで店で飲み続けること1時間、酔客たちの好奇な視線を浴びながらやってきたのはバドガールとチャイナドレスの可愛いコちゃん。

「エヘヘ。オプションでコスプレ、追加しちゃいました」とニヤけるI氏。日本各地で温泉芸者遊びを極めているだけあって下準備に抜かりはない。女のコの衣装は私服のほかに、ナースやセーラー服、メイド、チアガール、浴衣などがあり好みに合わせて選べるという。

 居酒屋でセーラー服はさすがにヤバイんじゃ……。そうツッコみたくなる気持ちをグッとこらえて、まずはビールでカンパイ。手慣れた仕草でサラダ、生ハムを取り分けるチャイナ服のさらチャン。そして、「ハイ、ア~ン」と料理を口元に運んでくれる。自分で選んだ料理をいきなり現れた美女に食べさせてもらう。奇妙な感覚だが……これがまた悪くない。

 ほどよく酔いが回ってきたところで、いよいよ今回の取材の”裏の意図”に迫るべく、お色気サービスの境界線を探ることにした。




【1】コンパニオン登場

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コスプレ姿で登場。
呼ぶ店は個室でなくても構わないが、衣装はほかの客の視線も考えて



【2】「はじめまして」のカンパ~イ

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料理や飲み物は女のコが来る前からある程度揃えておけば、ムダなく時間を楽しめる。
コンパニオンはみんなお酒が大好きだ



【3】最初はおとなしい接客も……

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料理を取り分けるのは基本のお仕事。
ここらへんはキャバと大差ないが……





撮影/渡辺秀之

スギナミ 東京都生まれ。主な出没地域は中野、高田馬場の激安スナック。特技は「すぐに折れる心」
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