歌舞伎町の名物美人姉妹としっぽり楽しむ”双子丼”の夜
【担当記者:スギナミ(31歳)】
夜の蝶の二大潮流といえば、”お姉系”と”妹系”。ツンデレ美女の本音トークに身も心も責められたい夜もあれば、天然系カワイコちゃんの猫なで声に鼻の下を伸ばしたい夜もある。どちらも甲乙つけがたい魅力ではあるが、記者スギナミの個人的な嗜好としては、三十路を境に妹系からお姉系へとシフトチェンジをした。
とはいえ、鉄の肝臓を合わせ持ち、ハイボールを浴びるように呑む豪気な姐さんたちの姿を見ているうちに、ふと素に返って思うことがある。たまにはカルアミルクを二、三口飲んだだけでポッと赤くなり、「酔っちゃったぁ」と寄り添ってくる女のコと飲みたいものだと……。
そんなやりきれない思いを内在する僕の耳に飛び込んできたのは、双子の美人姉妹がきりもりするお店の存在だった。
「お姉さんにキツく叱られた後に、妹に優しい言葉をかけてほしい」
そう思った僕の足は自然と、そのお店へ向かっていた。
知る人ぞ知る新宿の”こまどり姉妹”
歌舞伎町「風林会館」の裏側、有名ホストクラブが隣接するビルに「Tamago」はあった。
「いらっしゃいませ~」
突然のステレオボイスの声の主は、セクシー系の美月(みつき)あすかちゃん(姉)&清純系の美月さくらちゃん(妹)の双子姉妹。黒を基調としたシックな店内で、二人の白い肌がひときわ輝いている。
当たり前だが、それにしてもよく似ている。声や仕草はもちろん、スギナミの寒いジョークに手を叩いて笑う、その”手を叩く回数”まで一緒という見事なシンクロ具合。常連のお客さんですら間違うこともあるという。
「ついさっきも私をお姉と勘違いしたお客さんが、『昨日のお休みどこか行ったの?』って言うんです。お店で会ってたのに(笑)」
自分の知らないことを知らない相手から話される。お互い、そんな『ヤヌスの鏡』のような出来事は日常だという。
「好みのタイプの前だと女のコになっちゃう」(姉のあすかちゃん・写真左)と
「お姉より先に結婚したい」妹のさくらちゃん(写真右)。ともに29歳のA型。
高校時代、お互い同じ相手と付き合ったこともあるという
Girl’s Bar Tamago
店長は歌舞伎町の有名双子姉妹。
住:東京都新宿区歌舞伎町2-24-6 プラウドビル6F
電:03-3209-0785
営:19時~ラスト 休:日祝
料:60分セットで2500円~(税金・サービス料は20%)
詳しくはhttp://www.nightstyle.jp/tamago/まで
協力/井口 裕
撮影/石川真魚
-
スギナミ 東京都生まれ。主な出没地域は中野、高田馬場の激安スナック。特技は「すぐに折れる心」
-
スギナミの他の記事
新着記事
- 小粋な女将が営む落語を楽しめる秋葉原の小料理屋
- まるで王様気分!グラドルたちとジャグジーで乾杯
- 歌舞伎町で会える!元アイドルが見つけた「第二の人生」に密着
- アキバと上野のいいとこ取り?最注目の街、湯島の夜
- “歌って踊れる呑兵衛”ミスSPA!グランプリと新宿歌舞伎町でサシ飲み
バックナンバー
- 一~十夜
- 七十一~八十夜
- 三十一~四十夜
- 三百一夜~
- 三百七十一夜~
- 三百九十一夜~
- 三百二十一夜~
- 三百八十一夜~
- 三百六十一夜~
- 三百十夜~
- 三百四十一夜~
- 九十一~百夜
- 二十一~三十夜
- 二百一夜~
- 二百七十一夜~
- 二百三十一夜~
- 二百九十一夜~
- 二百二十一夜~
- 二百五十一夜~
- 二百八十一夜~
- 二百六十一夜~
- 二百十一夜~
- 二百四十一夜~
- 五十一~六十夜
- 五百一夜~
- 五百三十一夜~
- 五百二十一夜~
- 五百五
- 五百五十一夜~
- 五百六十一夜~
- 五百十一夜~
- 五百四十一夜~
- 八十一~九十夜
- 六十一~七十夜
- 十一~二十夜
- 四十一~五十夜
- 四百一夜~
- 四百三十一夜~
- 四百九十一夜~
- 四百二十一夜~
- 四百五十一夜~
- 四百八十一夜~
- 四百六十一夜~
- 四百十一夜~
- 四百四十一夜~
- 百一~百十夜
- 百七十一夜~
- 百三十一夜~
- 百九十一夜~
- 百二十一夜~
- 百五十一夜~
- 百八十一夜~
- 百六十一屋~
- 百四十一夜~
- 第四百七十一~