第六十二夜【前編】

今までのスナックとはひと味違う
アジアンガールズバーが急増中!

【担当記者:テキサス】

 海外に行くたび、地元の女性と遊べるお店に直行。たとえ言葉が通じなくても、笑顔とジェスチャーで十分わかり合える。「愛している」だけなら5か国語は話せる、国際派のテキサスです。

 異国の女性の中でも、テキサスのお気に入りは愛嬌たっぷりの笑顔で相手をしてくれるアジア人女性。彼女たちに会うために、韓国スナックやフィリピンパブへよく遊びに行くが、それらのお店は夜遊び初心者が入りにくい場末感たっぷりな雰囲気を漂わせている。だが、ここ最近、そんなイメージを払しょくする新形態のお店が登場。気軽にアジア人女性と楽しくお酒が飲める”アジアンガールズバー”なるお店が人気を集めているのだ。

 今回は、そんな新たなアジアン夜遊びスポットを紹介しよう。

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語学留学生たちが働くガールズバーが急増中

 近年、興行ビザ発給の厳格化などが進み、永住許可を持たない外国人女性は原則、お水系の仕事をしてはいけない。そのため、不法就労が横行し、社会問題化していた。

 そんな彼女たちが合法的に働ける場として生まれたのが” アジアンガールズバー”。風営法適用外のバーにすることで、学生ビザやワーキングホリデーピザでも合法的に働くことができるというわけだ。

 こうしたお店が大久保や池袋、錦糸町など、アジア色の強いエリアに登場。今まで働くことのできなかった若い語学留学生などが在籍し、中国、韓国、フィリピン、タイなどアジア各国の女性とお酒が飲める新スポットになっている。

 そんな”アジアンガールズバー”の一つが、プチ中華街と化した池袋駅北口エリアにある『Dream Bar』。中国から語学留学生として来日した女のコたちが在籍している。彼女たちは日本語を学ぼうという勉強熱心な語学留学生というだけあって、テキサスのくだらないトークも理解しようと必死。こんな健気な姿は、日本人キャバ嬢相手ではなかなか見ることができない。

 また、来日したばかりの女のコから「『そうだね』と『そうだよね』の日本語の違いが、よくわからないの」なんて素朴な質問をされ、語学教師気取りで教えてあげる。そんなやり取りができるのも、”アジアンガールズバー”ならではだ。

 とはいえ、カタコトの日本語をずっと聞いているのは正直辛い。そんなときは、カラオケがオススメ。中国語でもカバーされている日本の歌を選曲すれば、女のコと2か国語デュエットで盛り上がれるはず。右手に青島ビール、左手にマイクを握り締め、日本語と中国語入り乱れての大合唱! 結局、ノリはスナックと変わらないが、この庶民的な雰囲気はクセになる。

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【中国ガールズバー『Dream Bar』】
語学留学などで来日している中国人女性が在籍するガールズバー。カラオケは無料で歌い放題。

住:東京都豊島区池袋1-1-4 プリモビル1F
電:03-3985-0868
営:18:00~ラスト 休:無休 
料金:チャージ1000円/60分 、初回来店時生ビール1杯無料。ガールズドリンク500円
http://dreambar.giving.officelive.com

撮影/西田 航

テキサス 「女のコとの会話は最高の前戯」がモットー。趣味は年間50回ほど行くキャバクラとFX
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