デジタル

防水&指紋認証機能を備えるAndroidタブレット

【ARROWS Tab Wi-Fi】

 昨年末に発売された「ARROWS Tab LTE」(docomo)からLTE機能を省いた無線LANで利用する「ARROWS Tab Wi-Fi」。防水や指紋センサーなどタブレット端末としては珍しいギミックを備え、注目を集めている。液晶のサイズは10.1型で、解像度はWXGA、サイズはW262×D11.3×H181mm、重量は約599g。実勢価格 5万9800円(16GBモデル) さっそく物欲刺激度をチェック! ARROWS Tab Wi-Fi◆防水&指紋認証機能を備えるAndroidタブレットに注目!  富士通のAndroidタブレット端末「ARROWS Tab Wi-Fi」が発売された。「ARROWS Tab LTE」から、LTE通信機能を省いたモデルだが、それ以外にもいくつか変更点がある。まず、メモリ容量が16GBに加えて、32GBのモデルも選べるようになったこと。電子書籍や動画を保存して、存分に楽しめる。  Wi-Fiモデルは防水機能と指紋認証センサーを搭載したのが大きな特徴。防水機能はIPX5/IPX7に準拠しており、水しぶきはもちろん、水深1mのところに30分間放置しても大丈夫なレベル。キッチンで料理をしながら濡れた手でレシピを調べたり、風呂場で動画を閲覧したりできるのが頼もしい。
防水

防水機能IPX5/7を備えており、少々水に濡れても問題なく操作できる。スマートフォンでは防水端末が増えてきたが、タブレットでは珍しい

 背面の指紋認証センサーに指を滑らせるだけで、画面ロックを解除。ネットサービスのIDやパスワードの管理も可能だ。  画面サイズは10.1インチで、解像度はWXGA(1280×800ドット)。同時に10本指のマルチタッチを認識する。厚さは11.3mm、重量は599gと、iPad2よりも2.5mm厚いが2g軽くなっている。フラットなデザインで、どんなシーンでもなじみやすい。  CPUはデュアルコアで、処理速度は上々。スクロールはなめらかで、アプリの起動も速い。本体左右にスピーカーを備えており、ドルビーモバイルに対応。なかなかの音質で動画観賞でも活躍する。  また、アンテナを内蔵しており、ワンセグを視聴できるのもポイント。風呂場でテレビを見続けられるのだ。DLNA対応なので、リビングのレコーダーで録画した番組を再生することもできる。  実勢価格は16GBが5万9800円、32GBが6万7800円。iPad2と比べるとどちらも1万5000円高い。コストがややネックになるが、防水&指紋認証に魅力を感じるなら、妥協できる価格差と言えるだろう。

◆ITライター柳谷智宣の物欲刺激度 2.5/3

iPad2をジップロックに入れて風呂に持ち込むのが面倒になってきた

◆編集担当Kの物欲刺激度 2/3

 連続待ち受け時間は動画再生時で約10時間、音楽再生時で約83時間、スタンバイ時で約2900時間。iPad2も動画再生時で最長10時間なので同じぐらい。富士通のPC「FMV」と連携し、録画番組を持ち出せるケータイ書き出し機能にも対応する。まあ、防水タブレットが欲しいなら、これはいいと思う
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