今年は30秒4億円超!スーパーボウルの必見CM

スーパーボウルCM アメリカで最も人気の高いスポーツ、アメフト。このプロスポーツで年間王者を決めるスーパーボウルは、毎年全米一の視聴率を叩き出す。昨年は、実に全米TV史上3位の約1億840万人が視聴。今年は、広告枠が30秒1枠で400万ドル(約4億1000万円)に跳ね上がり、さらに各スポンサーが凌ぎを削っている。

 豪華CMが当たり前になっているスーパーボウルだが、発端は1984年にAppleが初代Macintoshを売り出すために製作したCMだ。

 映画界の巨匠リドリー・スコットが監督を務め、ジョージ・オーウェルの小説「1984年」をもとに映像化。今は亡きスティーブ・ジョブズがプレゼンで公開したことでも語り継がれているが、当時コンピューター業界を牛耳っていたIBMが“支配者”で、Appleを“大槌を手に立ち向かう女性”になぞらえて描いている。同年のスーパーボウルは、ロサンゼルス・レイダースがワシントン・レッドスキンズに38対9で大勝。翌日、人々が話題にしたのは、試合についてではなく、このセンセーショナルなCM(http://youtu.be/VtvjbmoDx-I)だったという。



 以来、スーパーボウルのCM競争は激化の一途を辿り、ハイレベルな作品が放送されるようになっているが、今年は、試合前にCMを公開して注目を集めようという前のめりなスポンサーも増加。その思惑通り、それらのCMが話題になっている。

 中でも特に注目を集めているCMがあるので紹介したい。

◆「マトリックス」モーフィアス再び!豪華すぎるオチにも注目!

⇒【動画】http://youtu.be/Ob-wn52Dkmk



 やはり今年も自動車メーカーの宣伝はゴージャスだ。韓国の起亜自動車による、高級セダンK900のCMは、映画「マトリックス」のモーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)が登場。豪華すぎる演出に加え、驚きの“歌声”で映画さながらの派手なエンディングで仕上げられている。

◆あのコメディの続編CM、オヤジになっても美女と絡むが…

⇒【動画】http://youtu.be/DrcaeAumAZo



 1987年から95年に放送され、日本でも人気を集めたコメディドラマ『フルハウス』。ヨーグルトのダノンのCMがドラマの続編になっていて、主演の男3人組の再共演で話題になっている。ドラマで幼い娘3人を育てるために共同生活をしていた3人が、CMで今も一緒に住んでいるという設定。1人が美女を連れ込み、ヨーグルトを使っていちゃいちゃするも、男2人に所帯臭くジャマされるというもの。

◆昨年覇者バドワイザー、馬と子犬の心温まるCM

⇒【動画】http://youtu.be/uQB7QRyF4p4



 全米紙USA トゥデイの調査によると、昨年放送されたスーパーボウルCMの視聴者投票で1位に輝いたのがバドワイザーだ。今年もメーカーのキャラクターとなっているクライスデール種の馬が出演する感動ストーリーを製作し、試合前に公開したところ、米CNNのみならず英Daily Mailなど、各国のメディアがこぞって紹介。人々に保護施設の犬の里親になることを喚起する素晴らしい作品だと称賛を集めている。

◆求職も自由が一番!?“神の子”QBティム・ティーボウのCM

⇒【動画】http://youtu.be/xTaH-OtUv94

http://youtu.be/xTaH-OtUv94

 かつて“神の子”と呼ばれ、今年スーパーボウル出場のデンバー・ブロンコスでもクオーターバックだったティム・ティーボウは、現在どのチームとも契約を結んでいない。それを逆手に取ったのがこのCMだ。2年縛りなどの契約を撤廃した携帯電話会社T-Mobileが、脱キャリア縛りをアピールしたもので、ティーボウは契約がないからこそ、自由に何でもできると助産師(!?)からロックスターまで七変化の熱演をしている。

◆U2の新曲CM、試合時から無料ダウンロード開始&AIDS基金に還元される仕組み

⇒【動画】http://youtu.be/4cQvAXLiadQ



 米大手銀行バンク・オブ・アメリカのCMは、エイズ対策活動を行うブランドREDとのパートナーシップを宣伝し、U2の新曲「invisible」を無料でダウンロードするよう促す。REDは2006年にU2のフロントマンで慈善活動家のボノが設立した。試合時から24時間、この新曲がiTuneで無料ダウンロードでき、ダウンロードされるたびに銀行がREDに1ドルを寄付するという。

 年に一度のスーパーボウル。各スポンサーは、こぞって“CMを宣伝する”という荒業に出ているが、中身はクオリティ・内容ともに、見応えのあるものばかり。この全米最高視聴率番組というモンスター・コンテンツは、スポーツ、エンタメ、ビジネス、チャリティが突き抜けて融合してこそ成り立つのかもしれない。

<取材・文/松山ようこ(スポカルラボ)>
http://www.facebook.com/SportsCultureLab
スポーツをカルチャーとして表現するメディアコンテンツ制作ユニット。スポーツが持つ多様な魅力(=ダイバーシティ)を発信し、多様なライフスタイルを促進させる。

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