バリキャリOLの一人暮らしの実態――5年ほど彼氏なし。土日はベッドでだらだら
サービス業の営業というキャリアウーマンの山下洋子さん(仮名・30歳)。年収は600万円あり、貯蓄は350万円、一人暮らし歴は6年だ。それまでは実家から電車で2時間かけて通っていたそうだが、仕事が多忙ということもあり、一人暮らしを始めた。
「22㎡の部屋ですが、悠々自適にやっております。仕事以外は、ジャニーズのミュージカルや歌舞伎などの観劇の趣味に費やしています。ここ3~4年はそういったことにかまけてしまい、彼氏や結婚相手に意識が向かず、気が付けば5年ほどSEXをしていません」
見た目はきっちりした営業ウーマン。部屋のなかは、片付いているとまではいかないものの、男性の気配は一切感じられない。自炊は「一応」しているようだ。
「夜に自炊すれば、朝はその残り物を食べます。昼は定食などで栄養を摂りますね。麻婆豆腐が好きでよく中華を食べます。夜は、忙しいときはコンビニで済ますこともありますが、極力野菜を食べるようにしたり、カロリーが低いものを選んだり、あまり遅い時間に食べないなど調整はするので、栄養には気を使っているつもりです」
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1050590(夜の食事…コンビニおでんと缶チューハイ)
料理に関しては、もともと得意だったが、一人なこともあり、その頻度は減った。それでも忙しいながら日々こなしているようだ。
それなのに「自分は生ごみ同然だ」と自分を責め立てる山下さん。
「一人のときは、夕方近くまでベッドでだらだらするなど怠惰な生活をしようが何も言われません。仕事や友人と外で会うときはちゃんとできるんですが、一人のときは自分に甘くて、好きなことしかできないので歯止めが利かず、人と深い付き合いができなくなってしまったんです」
土日は、先ほどのように、一人で観劇・音楽・映画鑑賞など趣味に生き続ける。男性との接触は、ごくわずかな友人のみだという。
「でも、親が孫を見たいというので、そろそろ婚活しなくては。三世代で仲のいい家族を作るのが夢なんです。なので年が変わったのを機にぼちぼち始めてみますかね」
こういった女性は驚くほど多い。優秀で収入もあるので、一生一人で暮らしていけるのは、幸か不幸か……。2/16発売の週刊SPA!では「一人暮らしOLの食と性がヤバい」という特集を組んでいる。自由がゆえに、草食化や肉食化が進むというOLの現状をリポート。それぞれがそれぞれに問題を抱えているのだ。 <取材・文/週刊SPA!編集部>
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