激安中古BMWに1年半ほど浮気していたMJブロンディが、’09年式ランチア・デルタ（1.6ディーゼル）に買い替え！ そこで2年ぶりに激安中古ラテン車サミットを開催しました。激安アルファを死守していた担当Kとライター・安ド二等兵のその後は？ 今回は中古フェラーリ専門店「コーナーストーンズ」のメカニック尾上氏に、余命を厳しく診断してもらいました（涙） MJブロンディ＝文 Text by Shimizu Souichi 池之平昌信＝写真 Photographs by IKenohira Masanobu ～帰ってきた激安中古ラテン車サミット～ ●担当Kの「アルファ147」2002年式（満13歳）購入価格 0万円 ⇒【画像】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1039877 MJ：2年前にタダであげたアルファ147って、まだ死んでないの？ 担当K：元気そのものですよ！ ただ、飛び石を食らってフロントガラスにヒビが入ったのが痛かったです。 MJ：交換に10万円くらいかかるっしょ。もう車両本体0円なんだから廃車にしたら？ K：冗談じゃない！ この2年で3万㎞以上走っても故障しないし、もうかわいくてかわいくて。オイル漏れは続いてますが、3か月ごとに1リットルずつ足せば問題ないです。 尾上メカ：ラテン車は無理にオイル漏れを止めようとしないほうがいい。最初から漏れてる場合は直らないから。足してしのぐのは正解だよ。 K：足回りはダンパーが抜けてて、カーブではスピードを出せませんが、ゆっくり曲がれば問題ないです！ MJ：それはさすがに交換したほうがいいと思うが……。しかしKは成長したな。ドイツ車派時代は、クルマが完調じゃないと許せなかったのに、こんなに寛大になっちゃって。 K：これに乗るようになって、多少のことは気にしなくなりまして、奥さんにも優しくなれました。激安ラテン車は男を成長させますね！ MJ：尾上ちゃん、この147あと何年生きられるかな？ 尾上：多少お金さえかければまだまだ大丈夫でしょ。あとは愛がすべてだね。なにせ下取りは0円だから。 K：次の車検は通しますよ！あと2年は延命させます！