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「運の流れを変えなければ」――46歳のバツイチおじさんはカジノに活路を見出そうとした【第20話】

翌朝、近くの旅行会社に行き、カンボジア・プノンペン行きのバスチケットを買った。 「運の流れを変えなければ」――46歳のバツイチおじさんはカジノに活路を見出そうとした国境を越えるのにビザ代込みで1471円。 陸路だとめちゃくちゃ安い。 バスに乗り込んで出発しようとしていたら、偶然、食中毒になる直前に一緒に酒を飲んだ馬見新ちゃんが通りかかった。 馬見新 「ごっつさん!」 俺   「おーーーー! すげーー偶然だなーー。俺、あのあと食中毒になっちゃったよ」 彼もまた、軽い食中毒になったらしいが1日で治ったようだ。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1084025 「運の流れを変えなければ」――46歳のバツイチおじさんはカジノに活路を見出そうとした馬見新 「おそらく、豚かなんだかわからない腸の煮込みだと思うんすよね~」 俺 「俺も生牡蠣じゃなくて、そっちだと思う」 お互いの意見が一致したところで別れの握手を交わす。 俺はバスに乗り込み、ベトナムからカンボジア・プノンペンへ向かった。 馬見新ちゃんはずっと手を振ってくれた。 「運の流れを変えなければ」――46歳のバツイチおじさんはカジノに活路を見出そうとしたバスに乗り、国境の街へ向かう。 実は陸路での国境越えは人生初体験。 カンボジアのビザは国境で取れるという話だった。 海外に出て早4か月。 大体このパターンではいつもトラブルに巻き込まれる。 国が変わるときに何かが起きるのはもはやお約束だ。 まだ病み上がりのため、今回はトラブルがなければいいが……。 数時間後、どうやら国境についたようだ。 バスが止まり乗車員に降りろと言われる。 言われるがまま彼についていくと、国境らしき建物が見えた。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1084027 「運の流れを変えなければ」――46歳のバツイチおじさんはカジノに活路を見出そうとしたまずはベトナム側で出国手続きを済ませ、バスに戻り少し進むと、バス乗車員にパスポートを渡す。そして、今度はカンボジアの側の入国手続きをするのだが、バスの乗車員が代行でビザを取得してくれた。俺は入国直前にパスポートをもらい、そのまま入国審査を済ませると、あっさり入国できた。 「こんなに安く、こんなに簡単ビザが取れ、入国できるなんて。カンボジアの狙いは何なんだろう?」 拍子抜けするほど簡単に入国できたので、ちょっとだけ不安になった。 「運の流れを変えなければ」――46歳のバツイチおじさんはカジノに活路を見出そうとしたその後、暗くなるまでバスに揺られ、カンボジアの首都プノンペンに着く頃には夜9時を過ぎていた。 バスから降りると、そこはトゥクトゥクドライバーと旅行代理店がある真っ暗な広場だった。 空港ではないのでSIMカードを買うこともできない。 なんとかATMを見つけお金をおろし、トゥクトゥクドライバーと交渉開始。 泊まるとこを探すため、バックパッカー用の安宿街に向かった。 宿はどこもいっぱいで、トゥクトゥクドライバーお勧めの一泊1500円の宿に泊まることにした。 安宿にしてはまぁまぁだ。
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その夜は、一人でホテル近くの野外レストランに出かけた
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