富士山五合目にある「6か国語対応の売店」におもてなし精神の真髄を見た
特別な研修などは行わず、市販の教本で勉強会をしているという。
「英語を流暢に話す従業員が2名いますが、実は全員が完璧にマスターしているわけではありません。しかし土産物屋だと商品の説明など、お客様が必要な情報はほぼ決まっているのでそれは完璧に説明できるよう徹底しています」
そんな同売店の従業員にとって“おもてなし”とは「相手の立場になること」だという。
「異国で母国語を聞くとほっとしますよね。すると心の壁がなくなってよりサービスを楽しんでもらえるし、売上もついてきます」(同)
おもてなし精神があれば言語も自然と上達し店も繁盛するという好循環なのである。
5/17発売の週刊SPA!掲載の「ニッポンの[英語おもてなし力]抜き打ち調査」では、「富士五合目こみたけ売店」ほどでなくとも英語力が達者なスポット、あるいは語学力が不足していても溢れんばかりのおもてなしの心で言語を超えたコミュニケーションを見せるスポット、はたまた語学力もおもてなし力も欠けてるスポットなどなど、外国人が多く集まるさまざまな店、役所、観光スポットの「英語おもてなし力」を抜き打ちで調査している。 <取材・文/週刊SPA!編集部>
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