“全身ユニクロ”でもOK! 異性にウケるファッションとは?
雑誌や広告でスタイリングを行う傍ら、一般の人向けにパーソナルスタイリングの提案も行っている人気スタイリスト・山本あきこ氏と、SPA!本誌・日刊SPA!の連載でも「おしゃれに見せる方法」を提唱しているファッションバイヤー・MB氏のトークショーが6月某日、ダイヤモンド社にて開かれた。定員100名の会場は満員御礼。お金とセンスに頼らず、どうすればおしゃれに見せることができるのか。そんな悩みを持つ人たちに向けて「おしゃれに見せる方法」を感覚ではなく理論で解説し、人気を博しているのが両名だ。ファッション実用において日本を代表する2人による、超実用的トークショーの様子をお届けする。
★最初のトークテーマは「異性にモテるファッション」。それぞれ男性と女性の立場から語り合った。共通のポイントは“普通の服”!?
山本:男性には極力シンプルな服装をしてもらいたいです。ギラギラしたネックレスが苦手! それだけで急に夜の雰囲気になっちゃうんですよねえ。
MB:大きいクロスとかスカルとかだと確かにそうかも。
山本:逆にシンプルなファッションにプラスして、ブレスレットや時計みたいな腕回りのアクセサリー使いはグッと素敵に見えます。
MB:首、手首、足首の3首は体の中で最も細い部分だから、3首をきれいに見せることで、色気を出せますよね。
山本:MBさんから見て、女性にしてもらいたいファッションはどうですか?
MB:僕からも山本さんと同じで、シンプルで普通の格好がいいです。気合の入ったおしゃれ過ぎる服装をされると、「デートでどこに連れて行けばいいんだ」って思っちゃう(笑)。ただあまりにもカジュアルだと子どもっぽくなっちゃうんで、デニムにTシャツのコーディネートなら靴はパンプスにしたり、アクセサリーを付けたりして、大人の女性らしいバランスを整えていると素敵だなと思いますね。
山本:私もそう思います。パーソナルスタイリングのお客さんにも、“普通の服”がいいよって伝えています。わざとらしくフリルやレースの付いた服って、実は男性もあまり好きじゃないんじゃないかと思うんです。私の今日のトップスは「とろみ素材(レーヨンやポリエステルなど柔らかい素材の総称)」のシャツなんですけど、余計な装飾がなくても、柔らかい素材で形をシンプルでシャープなものにすると、それだけで十分に女性らしさを出せます。
MB:とろみ素材や艶感はメンズファッションにも活かせます。例えばパンツをスラックス地のように艶のあるものを選ぶと、トップスがスウェットでも野暮ったくならない。実は今日の僕は全身ユニクロファッションで、パンツはレディースのとろみ素材なんですけど、男性でもきれいにはけますね。
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