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“ロイヤルランブル”ブレット対ルーガー――フミ斎藤のプロレス講座別冊WWEヒストリー第148回

ロイヤルランブル94

“ロイヤルランブル94”はブレット・ハートとレックス・ルーガーの“ダブル優勝” という意外な結末で終わった。“レッスマニア10”のメインイベント出場権のゆくえ は?(写真は「ロイヤルランブル94」オフィシャルビデオのジャケットより)

 1994年の“ロイヤルランブル”(1994年1月22日=ロードアイランド州プロビデンス)は、“ヒットマン”ブレット・ハートがビンス・マクマホンに対して“NO”という返答を突きつけた歴史的な1日だった。

 WWEの年間5大PPV(当時)の第1弾“ロイヤルランブル”は、春のスーパーイベント“レッスルマニア”へのプロローグである。前年度はヨコヅナが30選手出場・時間差式変則バトルロイヤルに優勝し、4月の“レッスルマニア9”のメインイベント出場権を獲得。“レッスルマニア9”ではヨコヅナがブレットを下しWWE世界ヘビー級王者となり、その直後にハルク・ホーガンがヨコヅナから同王座を奪いとるという大きなドラマが用意されていた。

 この年の“ロイヤルランブル”は時間差式変則バトル“ロイヤルランブル”をメインに全5試合をラインナップ。ブレットはこの日、2試合に出場し、前半戦の第2試合ではオーエン・ハートとのコンビでザ・ケベッカーズ(ジャック・ルージョー&ピエール・オーレット)が保持するWWE世界タッグ王座に挑戦した。

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ブレットはこの試合で左ヒザを故障

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