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“モントリオール事件”の真相=ビンスとブレットの会談――フミ斎藤のプロレス講座別冊WWEヒストリー第271回(1997年編)

WWEオフィシャルのパブリシティー・フォト

プロレス史に残る謀略事件“モントリオール事件”のプロローグは、その1年まえ、1996年10月にブレット・ハートがWWEと交わした「20年契約」からはじまっていた(写真はWWEオフィシャルのパブリシティー・フォトより)

 プロレス史に残る謀略事件としていまも語り継がれる“モントリオール事件”とはいったいなんだったのか。あの日、モントリオールのリングで起きたこととWWEの“連続ドラマ”のストーリーとはいったいなにが根本的に異なっているのか。観客はなにを目撃し、なにを観なかったのか。そして、事件はどのようにして起きたのか。

 “モントリオール事件”はわれわれにプロレスとプロレスラーの真実を語りかけている――。

 事件が起きたのは、いまから20年まえの1997年11月9日。場所はカナダ・ケベック州モントリオールのモースン・センター。“サバイバー・シリーズ”のメインイベントには王者“ヒットマン”ブレット・ハートが“ハートブレイク・キッド”ショーン・マイケルズを挑戦者に迎えたWWE世界ヘビー級選手権試合がラインナップされていた。

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“モントリオール事件”の遠因となるエピソードは…

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