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水着を買うのはもったいない!「水陸両用ショーツ」なら街着でもオシャレに見える

機能性だけでなく実は形もキレイ!  「水陸両用ショーツ」とは名前のとおり、街着でも不自然ではなく、海やプールでも使える耐水性能を持ったショーツのことです。「ボードショーツ」なんて名前で呼ばれたりもしますが、実は昔からあるアイテムであり、最近のアパレル不況も相まって「水陸どちらでも使えるから便利ですよ!!」と各ブランドがとくに訴求するようになってきたものです。水着を新調するのはバカバカしいけど、水陸両用ならコスパもいいし……という算段ですね。  高校生のときに買ったサイドにやんちゃな刺繍や、不思議な英語が並んだショーツがいまだに現役という方は、この機会に買い換えるのが賢いかもしれません。  また水陸両用ショーツの優位性は「海でも陸でも使えるから便利」という機能的なものだけじゃありません。単純に街着用のカジュアルショーツとして形がキレイなものが多いのです。  形のいいショーツを選ぼうとするなら大きく2点チェックすべき箇所があります。一つは「裾幅」。裾幅はなるべく広めを選ぶこと。裾のぴったりとしたショーツをはくとモモまわりがやたらと太く見えてしまいます。モデルのように細くキレイに見せたいならば太い裾幅を選ぶのがポイントです。広い裾幅との対比効果で足まわりが逆に細く見えるでしょう。  もう一点は「膝上丈」にすること。ショーツは膝以上に長い丈となると脚が短く見えてしまいます。ショーツをはいたときの脚の長さは「素足部分の長さ」で判断されるので、素足部分を長くとれば視覚的に「脚長」に見えるのです。よって、着丈は膝上丈のちょい短めくらいがベスト。あまりにも短くしてしまうと「トランクス」のようになってしまうので、あくまで程々が肝心ですが、可能な限り短いほうが脚長効果は期待できます。  ……といった条件を、なんと水陸両用ショーツの多くがクリアしているのです。これにはちゃんと理由があって、「水着」ですから、裾幅は広くとって脚の可動域を広くとってあげたほうが泳ぎやすいに決まっています。だから多くの水着は裾幅が広くなっています。また、膝上丈も同様に、膝にかかると脚が動かしにくくなるため、多くは膝上丈となっているのです。陸でも海でも使えるというだけでなく、このように形の美しさも備えているのが水陸両用ショーツの魅力なのです。意外な盲点ですね。 ▼オススメはこちら PONTAPES(ポンタペス)  サーフパンツ 2290円 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1164136 mbshorts01 別に高価なものではなくても例えば2000~3000円くらいのショーツでも良品はあります。こちらのショーツは上の2点をクリアしているだけでなく、シンプルデザインで日常着としても幅広く活用できます。素材的にも安っぽさは特にありません。海やプールに行く予定のある人は、この夏「水陸両用ショーツ」で賢くすごしてみてはいかがでしょうか。オススメです。〈文/MB〉
mbshorts02

こちらは別のアイテムですが、街着ではこんな感じで着るといいでしょう

MB
ファッションバイヤー。最新刊『MBの偏愛ブランド図鑑』のほか、『最速でおしゃれに見せる方法 <実践編>』『最速でおしゃれに見せる方法』『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』など関連書籍が累計200万部を突破。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、ユーチューブ「MBチャンネル」も話題に。年間の被服費は1000万円超! (Twitterアカウント:@MBKnowerMag

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