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個人情報の扱いが雑…アブない葬儀屋さんの見分け方

 意外と知らない通夜やお葬式でのマナー、業界の裏事情を綴った今、注目のサイト「考える葬儀屋さんのブログ」。「ライブドアブログ OF THE YEAR 2015」にも選ばれた同サイトの管理人・赤城啓昭氏に聞いた、恥をかかない今のうちに知っておきたいお葬式の常識とは――。人気連載の第12回をお届けします。  「考える葬儀屋さんのブログ」管理人の赤城啓昭と申します。  お葬式を経験された方、そしてこれから経験する方、あなたの個人情報は大丈夫ですか。 葬儀屋情報

葬儀屋さんは情報のアンテナを立てている

 葬儀屋さんは葬儀を担当した御喪家の個人情報をかなり詳しく知る立場にあります。家族構成、それぞれの年齢、住所、職業などです。場合によっては兄と弟の仲が悪いなど人間関係すら知りうる立場にあります。  お葬式の場というのは遺族の感情が表に出やすく、お互い平静を装って話していても声のトーンで相手のことをどう思っているかが分かります。さらに親戚同士のヒソヒソ話から情報が入ってくることもあります。  このように情報のアンテナを立てているのは別に葬儀屋さんに俗っぽい好奇心があるからではありません。葬儀を滞りなく無事に終わらせるためには、数日という短い時間の間に、遺族に関する情報をできるだけ収集する必要があるからです。  遺族のキーパーソンは誰なのか、それをとりまく身内の人間関係は、ということが見えていないと葬儀でもめる原因になります。優秀な葬儀屋さんは情報収集力や人間観察力に優れているのです。  そして葬儀が終わった後、「職務上知り得た情報は絶対に外部にもらさない」のは当然のことなのですが……残念ながら職業倫理の高い葬儀屋さんばかりではありません。また、悪意がなくても前近代的な個人商店が多い業界ですので、その気になればPCからデータをいくらでも引き出せるゆるい葬儀屋さんもたくさんあります。  では、どのような葬儀屋さんとつきあうのが正解なのでしょうか。
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個人情報はどこから漏れているのか!?
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