更新日:2022年08月14日 11:31
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「沖縄の米軍基地を本土へ運動」を支持する人たちの主張

 今後は、国会議員を動かすまでに運動を拡大するのが目標だ。  今年11月から引き取り活動を開始したのが新潟県の「沖縄に応答する会@新潟」だ。  応答する会は、今年2月、新潟県立大学の福本圭介准教授が設立した。きっかけは、昨年12月、元海兵隊員で沖縄駐留経験がある平和運動家、ダグラス・スミスさん(80歳)が、新潟での講演で「引き取り」を提案したことだ。 「米軍基地問題は、本土の人間による沖縄差別の問題です。差別をやめる必要があるとの問題意識を、学習会、ワークショップ、映画上映会などの活動を通じて広めていく予定です」(福本准教授)  新潟では’50年代に新潟空港が米軍に接収されていた。多くの県民にとって米軍基地は“自分事”だったのだ。その歴史を振り返ることで、“他人事”になった今の意識を変えていくのが目的だ。
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安保の支持率は高いのに、本土の負担率が圧倒的に低い
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フリージャーナリスト。社会問題や環境問題、リニア中央新幹線、入管問題などを精力的に取材している。『悪夢の超特急 リニア中央新幹線』(旬報社)で2015年度JCJ(日本ジャーナリスト会議)賞を受賞。Twitter:@kashidahideki

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